2019.06.182020.05.30

• 愛情
• 片思い

恋とは？愛とは？その違いって？

しばらく恋愛をしていなかったり、
パートナーと別れてすぐのときは、

「恋ってなんだっけ」
「愛ってなんだっけ」
「恋と愛って何が違うの？」

なんて状態に陥る人がいます。

好きに理由なんてない！
なんておっしゃる人もいるようですが、

理由なきゃ好きにならんよ。

考えれば嫌いな人の何が嫌いなのかはっきりしてくるように、
好きだと思う人にも、
何が好きなのか理由はあります。

それから、
恋と愛を
ハマチとブリのように、

恋が成長したら愛になる

なんて考えも間違いです。

恋は出来事で
愛は感情です。

恋は持てませんが
愛は持つことができますよね。

恋をするから相手への愛が芽生えうるのです。

もちろん恋をしても愛を持てない人もいますし、
恋をしていなくても、
誰にでも愛情深い人もいます。

・恋は下心、愛は真心
・恋は「してほしい」愛は「してあげたい」

上記２つの考えは
半分あっていて半分間違っているのです。

下心があっても真心がないわけじゃないし、
恋をしてても「してあげたい」と思います。

これらを訂正した答えをまとめに記述しましたので、
よかったら最後までご覧くださいね。

頭が「？？？」でいっぱいの皆さんに、
恋とはなんなのか、
愛とはなんなんかをお伝えします。

 

恋とは

・ドキドキする
・触れたい
・知りたい
・やきもちをやく

これらすべて、
恋とは違います。

ビックリデショ。

恋をすると生まれる感情でもあるのですが、
恋そのものではありません。

「性欲」「好奇心」「独占欲」
に当てはまるものです。

これらは実は、
恋をしなくても生まれる感情です。

千葉雄大が目の前にいたら触りたいしドキドキしますが
恋はしていません。

ツイッターでしか知らないような人のことは、
もっと知りたいと思います。
でも恋はしていません。

私がアイドルのころ、
ファンの人が他のアイドルの物販に顔を出していたら
少しヤキモチを焼きましたが
だからってそのファンの人に恋はしていません。

セフレ君にこれらすべての感情を抱きますが、
恋はしていません。

では恋とは何なのかというと、

性欲＋尊敬

です。

それぞれ詳しく説明しますと、

性欲は、
見た目や声、雰囲気、表情、体形、においなんかで
本能的にお相手に「良」のハンコを押すことです。

性欲に付随して、
胸がドキドキしたり
独占欲が生まれます。

どちらも遺伝子を残すうえでの
本能的な感情です。

そして恋における尊敬とは
自分にはないお相手の素敵な部分を見たとき、

「この尊敬できる人と一緒になれたら自分は最強だ」
「この尊敬できる人に認められたら世界が輝くだろうな」

などと思えること、

これが恋です。

単純そうで、複雑なのです。

性欲だけでは、ただのセフレで十分だし、
尊敬するだけではお友達で十分なのです。

しかもその尊敬も、
自分には到底かなわないような
素敵な部分を持っていて、

なおかつ、
一緒になったときを想像すると、
「わしらつよいぞ…」
と思えていることが大事なのです。

ですのでセフレ君には性欲も感じるし尊敬する部分もありますが、
最強になれるとは思えないし
付き合ってもいまと何も変わらず、
世界は輝かないのです。

そしてその尊敬に付随するのが
もっと相手の素敵な部分を知りたいと思う好奇心です。

だから恋をすると
ドキドキしたり
ひとり占めしたくなったり
知りたい
という感情が生まれるのです。

でもそれらの感情が恋というわけではないのです。

あくまでも、
性欲を感じる相手でなおかつ
尊敬する人と一緒になることを想像したとき
「最強だ」
「世界が輝く」
と思えることが恋なのです。

そうやって考えてみると
幾度となく恋をしてきたと思っていた私も、
ただお相手に性欲を感じていただけでした。

実は片手で数えられるほどしか恋していません。

しかもそのうちのひとりは女性でした。
 

 
＿人人人人人人人人人人人人＿
＞　突然のカミングアウト　＜
￣Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^

 

愛とは

恋が複雑なのに対して、
愛はとっても単純。

思いやりの心です。

ですので、
恋をしているかどうかに関係なく生まれる気持ちなのです。

店員さんに紳士的な態度で接することも愛です。

お年寄りに席を譲ることも愛です。

恋する人に楽しんでもらうために
デートプランを考えることも愛です。

大切に扱おうとしたり、
喜んでもらうために行動することが愛なのです。

中には自分にしか愛情を向けられない人もいます。

それが
「してほしい」という人たちです。

自分の欲望を満たすことだけが
幸せになる術だと思っていて、

誰かに愛情を持ち、
喜んでもらうことで幸せになれると知らないのです。

 

まとめ

恋とは
性欲＋尊敬。
 
見た目や雰囲気などをクリアしたのちに、
 
自分にはないお相手の素敵な部分を見て、
その人と一緒になることを想像したとき
「最強だ」
「世界が輝く」
と思えること。
 
愛とは
思いやりの心。

さて冒頭でお伝えしたことの答えですが、

・恋は下心、愛は真心
・恋は「してほしい」愛は「してあげたい」
↓
・性欲は下心、愛は真心
・自己愛は「してほしい」、愛は「してあげたい」

これが正しい答えになります。

恋と愛は上下関係にありません。

恋は出来事で、
愛は感情なので、
全くの別物です。

「この人のことなんとなく好きかも」

と恋の芽生えを感じた時には、
よく自分の気持ちと向き合ってください。

どこを好きなのかによっては
ただ性欲を感じているだけかもしれません。

尊敬できる部分があるだけでも
「恋をしている」
と言うには不十分です。

そして、
自分が幸せになりたいのか
相手を幸せにしたいのか
よくよく考えてください。

どっちもという人がほとんどでしょうが、
相手を幸せにすれば自分も幸せになれるものですよ。

そうやって、
相手を幸せに導く努力をすることが愛です。

恋と愛の２つをしっかりと心得ることができれば、
また一歩、
幸せな恋愛に近づくことができますね❁