【束縛】独占欲は愛情じゃない【やめたい】
独占欲は恋をしていなくても生まれる感情だ
というお話をしました。
●参考記事
恋とは？愛とは？その違いって？
勘違いしている人もいるかもしれませんので
お伝えしますが、
独占欲は愛情ではありません。
好きだから独占したくなるわけでもありません。
恋をしたり、
誰かを愛おしいと思ったときに
自然と生まれる感情ではありますが、
愛していなくたって生まれる感情です。
独占欲というのは、
誰かを自分のそばに置いておきたいという
自分方向への愛でしかありません。
相手への愛があるから独占欲がわいて束縛したくなるのではなくて
自分が安心して気持ちよくなりたいから
独占欲がわいて束縛したくなるのです。
前回束縛についてお話しましたが、
独占欲振りかざして束縛したって、
いいことは何ひとつないんでしたね。
●参考記事
束縛したっていいことない理由
独占欲が心に現れると
「相手を自分のモノにしたい」
「そばに置いておきたい」
と思いませんか？
その時点でもう愛情ゼロ。
アウトー。
もはや人として扱っていないのです。
自分の言うことを聞いてくれるオモチャになってほしいのです。
「そんなことない！」
と口だけではいくらでも言えますが、
束縛するのは自分が安心したいからでしょ？
安心しようとすることがいけないのではなくて、
束縛することで相手が苦しむからしてはいけないのです。
付き合いはじめてすぐのころなんかに
やきもちやかれて喜んでしまう気持ちはわかりますが、
それは愛情ではないので
のちのち愛情の物足りなさを感じることになります。
たしかに
自分を好いてくれる人
認めてくれる人が無条件に愛してくれる状況は
とっても気持ちがいいものです。
私がアイドルだったころ、
他のアイドルの物販に行くファンに
少しムッとすることがありました。
それはどうしてかというと、
ファンの皆さんを好きだからではなくて、
その瞬間瞬間で、
そばにいる人が多いほど
好きでいてくれる人が多いほど
気分がいいからです。
優越感があるからです。
だから独占欲がわくのです。
気分がいいから、
売れることに固執していました。
人気商売につく人というのは
こういう人が多いことでしょう。
話が少しそれますが、
自分が気持ちよくなるためだけに仕事をしていては売れません。
欲望だけをエネルギーにしていては
相手への愛情はゼロなので、
ファンは離れていきます。
でも欲望は尽きることはありませんよね。
だから恋愛においても
人気商売においても、
いかに相手への愛情を増やせるかが勝負だと思うのです。
好きなアイドルに
「他のアイドルと話しちゃダメ♡
私とだけお喋りしよ♡」
なんて言われてしまったら
ちょっぴり嬉しくなってしまいますが
アイドルにとってあなたは
オナニーの道具にすぎません。
これは恋愛でも同様です。
彼女にやきもちをやかれて喜ぶのは勝手ですが、
それはあなたへの愛情ではないので、
本当に愛されているのか不安になることがあるでしょう。
自分のことをモノではなくて
人として見てくれる相手を選ぶようにしましょうね。
それを見極める方法として、
プライドが高い人には要注意です。
自分が優位でありたい、
1番がいいという人たちなので、
認めてもらうことに非常に執着します。
自分を好いてくれる人は
少しでも自分のそばに置いておきたいし
言うことを聞いてほしいので
独占欲を振りかざすことでしょう。
そして
自分に独占欲が現れた時も要注意です。
本物の愛情を与えることができるように、
思いやりを第一に行動しましょうね。
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