自己肯定感の低い人が恋愛上手になるための3つの方法

「自分を好きになるなんて変な人に違いない」
「周りの目が気になる」
「言いたいことが言えない」
「なにか企んで自分を褒めてるに決まってる」
「嫌われるのが怖い」
「完璧じゃなきゃ好かれない」

自己肯定感が低いと、このような考えに囚われてしまいます。

私自身こういう思考回路になってしまうことを経験してきました。
だからこそ人の顔色を伺うことだけは、秀でた才能として身につきました(笑)

今回は、自己肯定感の低い人が恋愛上手になるための方法をお伝えしたいと思います。

 

目次

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自己肯定感とは

自己肯定感とは、
自分が成し遂げ、それを自分自身で評価し、だから自分を大切にしていいんだ
と感じる気持ちです。

しかし、そもそも自己肯定感が低くなってしまう環境にいると、
自分で自分を評価する機能が故障してしまったり、
他者の評価がないと自分を褒めることができなくなってしまいます。

自己肯定感の高い人はささいなことで自分を評価し大喜びできるし、
ちょっとの失敗では落ち込みません。

「俺、生きてる!えらい!」
「やらかして怒られた!でも生きてる!えらい!」

大袈裟ですがこんな具合です。

よく似た言葉、自尊心との違いですが、
自尊心は無条件に自分を大切にする気持ちです。

どれだけ失敗しても、
会社をクビになっても、
家をなくしても、
自分は大切にされるべき、するべき存在だと思うことです。

どちらにも共通しているのは、
自尊心も自己肯定感も低くなってしまっては自分を大切にできなくなってしまうということです。

自分の自分や他者からの評価が上がらない限り、
自分の存在価値を見いだせなくなってしまいますから、
悪あがきをして自分をさらに傷つけてしまうのです。

 

自己肯定感が低い人の特徴

自己肯定感の低い人にはどんな特徴があるのでしょうか。
ご自身に当てはまるかチェックしてみましょう。

 

ネガティブ

自己肯定感が低いということは、自分の行動を信じることができないということです。

「どう頑張ってもうまくいかない、絶対間違いない、だってこれまでたくさんやらかして、いいことなんてなかったから。」

相手の些細な言動もネガティブにとらえがちです。

たとえば褒められたとしても
「なにか企んでる?」とか「本音なわけがない」
と素直に喜ぶことができません。

それは自己評価がとことん低いからであり、
自分のなにを評価するべきか考え直さないと、この考え方の癖は治りません。

 

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言いたいことを言えない

「言ったら嫌われる」
「言ったって無駄」

人生諦めモードと、本来の自分を認めることができないことで、
素の自分を見せることができません。

本音もひた隠しにしてしまうため、我慢を重ねて自分がつらい思いをしたり、
周りから見ると
「○○さんって、いい人だけどよくわかんない」
という印象になってしまいます。

私自身、中学時代は八方美人で上辺だけの人間関係が多かったのですが、
特に男子や先生との関係が希薄だったのはこれが原因です。

嫌われることや揉め事が極端に怖かったので、
授業中うるさい人に特別注意することもなければ、
先生に要望を伝えることもなく、
そのイライラを引きずったまま笑顔でその人と話すこともあったため、
「未知の恐怖」みたいなものがあったのだと思います。

 

驚くほど不幸続き

不幸が続く原因は2つに分けられます。

まず1つが勘違いであるパターン。
心が健康な人はいい思い出を残して嫌な思い出はいつの間にか忘れてしまうものですが、
自己肯定感が低いとネガティブになってしまうが故に、いい思い出も悪い思い出に書き換えられてしまうのです。

たとえば合格点が70点の中、テストで85点を取ったとしても私だったら喜ぶことができません。
”合格したこと”よりも”15点逃したこと”のほうが頭に残ってしまうのです。

そして2つ目が自ら不幸な選択をしてしまうパターン。
もちろん不幸になりたくてそうしているわけではありません。
むしろ幸せになるためにそうしているのです。

「本音を言えない」のはまさにそのパターンで、
嫌われないために本音を言いませんが、本音を言うからこそ関係は深まりますし、
本音を言って嫌われるならその程度の相手だったということです。

それを我慢したり、合わない相手のそばに居続けようとするので不幸が続くのです。

 

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自己肯定感が低くなってしまう理由

では自己肯定感が低くなってしまう原因はなんなのでしょうか。
ひとことで言えばそれは「考え方の癖」です。

 

大人との関係が悪い

子にとって身近で本音をさらけ出せる場は家庭や学校です。

それを両親や先生が受け止めてくれなかったり、成果が現れない限り認めてくれない環境で育つと、自己肯定感はどんどん低くなっていきます。

もちろん、してはいけないことをダメと伝えることは大切ですが、どうしてそうしたのか、その過程に真摯も耳を傾けることや、
100点が取れなくても勉強したことを褒めるだとか、

そういうことが少ない環境で育つと
「結果を残さないと自分はダメな存在」
と思ってしまうので、自己肯定感は低くなります。

今でもよく覚えているのですが、
小学生のころ、給食を食べきれなくて残した友達に担任の先生が無理やり食べさせていたことがありました。

その後友達にどう指導したのかはわかりませんが、
お昼休みまで残って食べようという意思があることはわかりましたし、
「食べきれない量は盛らないでね」ではダメなのかしらと今でも思っています。

 

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ダメな自分を認められない

そうやって心の拠り所がない環境で育つと、完全でない自分を認めることができなくなってしまいます。

目標を達成できない、
昨日できたことが今日できなくなってしまった、
失敗して迷惑をかけた、

周りがどれだけ慰めたり褒めてくれても、
自分で自分を褒められなくなってしまいます。

でも思い出してほしいです。
人間誰しも不完全。

母が母でない瞬間もあれば、先生だって酔っぱらって吐くし、社長だってミスをします。

みんな案外自分勝手に生きてるんですよ。
人間はダメで当たり前だと思うようにしてみましょう。

 

自己肯定感が低いと恋愛がうまくいかない理由

長くなりましたがここからが本題です。
自己肯定感が低いから恋愛がうまくいかなくない。
そう実感している人も多いのではないでしょうか。

 

認めてくれることが最優先

自分で自分を認めることができませんから、他人に認めてもらうことに執着します。

「好きと言って欲しい」
「恋人らしい行動をしてほしい」
「好きならこうしてくれるはず」

でも実はこれらは思いやりのかけらもない考えであることにお気づきでしょうか。

求めてしまう気持ちはよくわかりますが、あなたは何か与えましたか?
それはちゃんと相手の求めるものですか?

●参考記事
【前編】メンヘラ同士で付き合えば幸せなのか?

相手が求めるものをこちらから与えない限り、こちらが求めるものを相手が与えてくれることもありません。

そこに食い違いが生じてしまうので、お互いに違和感を覚えたり、我慢してしまうのです。

 

依存してしまう

誰しも自分を認めてもらうと気分がいいものですが、自己肯定感が低いと
「そういう存在がいなくなると自分はダメになる」
と感じます。

それは自分で評価できないが故に、他者からの評価に依存してしまうから。
恋人や恋愛に依存してしまうのです。

相手を逃さないよう重たくなる必死になる。

それが相手にとって迷惑になったり、自立していない人を魅力的に思えないこともあるでしょう。

 

本音を言えない

人間はあっさりとその人の発言が本音かそうでないかを見抜くことができます。
少なくとも違和感は覚えます。

本音が言えないと相手にとって自分は「よくわかんねえ人」になってしまいます。

そもそもよくわかんねえ人のことを好きになることは少ないでしょうし、
付き合って嫌われないように本音を言えなくなってしまったとしても、
その我慢はいずれ限界が来ますから思わぬ形で爆発してしまったり、駄々洩れになっていることもあります。

本音の伝え方はとても重要です。
それを爆発することで間違えてしまうと、相手を傷つけてしまったりして、恋愛がうまくいかなくなってしまいます。

 

自己肯定感の低い人が恋愛上手になるための3つの方法

我慢しない、相手に依存しないためにどうしたらいいのでしょうか。

これは私が実践していることで、とても心が軽くなります。
最初は勇気がいるかもしれませんが、ぜひ皆さんも挑戦してみてくださいね。

 

我慢しない

我慢したくないのにする我慢はもうやめましょう。
逃げるが勝ちです。

たとえばパートナーからDVを受けている場合。
もしかしたら「いいところもある」と思うかもしれませんが、
そのいいところを上回る悪いところがある時点でアウトです。

人間いい部分も悪い部分も、そう簡単に変わりません。
一生続く覚悟でいないとだめです。

だから逃げてほしいのです。
我慢したって状況はなんらよくなることはありません。

 

本音を言う

告白をして受け入れてもらえると嬉しいように、本音を言って受け入れてもらうことも嬉しいことです。

たとえば些細なことですが、映画中にパートナーがスマホを開いたとき
「周りに迷惑だからやめてほしい」
と思っても、伝えるとなるとすごく勇気がいるかもしれません。

それが喧嘩の原因になることも想像できるし、それで別れだって想像できます。
でもそれは想像にすぎないんですよ。

あくまでも子供を諭すように理由を明確にして伝えれば「そっか気を付けるねごめん」とわだかまりにならないことだって大いにあります。

こういうマナーを言って直らない人や直そうとしない人は一生そのままです。
それが許容ではなく我慢を強いられるのであれば、やはり幸せな恋愛ができるとは言えないでしょう。

 

自分のすべてを認める

精神的に自立するために必要なことは、
自分で自分のすべてを認めることです。

これは私が小学生の時に、仲の良かった近所のお姉さんがぽつりと言ったことなのですが

「自分で自分を好きじゃなきゃだれが好いてくれるの?」

一見とってもネガティブな発言ですが、大切な心構えだと私は今でも思っています。

幸せというのは誰かが持ってきてくれるものでもなければ、
誰かと一緒になれば幸せになれるなんて他力本願なものでもなくて、
自分でしか自分を幸せにできないんです。

幸せのひとつである「認めてもらうこと」を他人に期待せず、
自分で自分を認めることでそれを叶えることができます。

●参考記事
期待しないのは信じているから。期待しない恋愛がうまくいく理由

まずはできたことに視線を向ける。
やろうとした自分を褒める。

そしてできなかったことも受け入れましょう。
必要以上に落ち込む必要はない。

「あーできなかったー、まあやろうとしたし。
いつやろうかなー」

これくらいで十分なんですよ。

自分は不完全。
でもみんなも不完全。
だから自分は無下に扱われる存在じゃない。

そしてその後できるようになるためにどうするか考えてもいいし、つらいならやめたっていいと思います。

どんな自分も自分であること、できなくても生きるべき存在であると思いこむことから始めれば、
自分で自分を認めることができますから、相手に依存しない恋愛をすることができますよ。

●参考記事
依存や執着をやめる方法

 

まとめ

いかがでしたか。
実は私自身もまだまだ自己肯定感は低く、できない自分を認めることがむずかしいです。

完璧じゃなきゃ、人より優秀じゃなきゃと思います。
でもそれではキリがないんですよね。

今回お伝えした3つの方法も、できなくても大丈夫。
本音を言えなくても我慢してしまっても自分を責める必要はありません。

「明日からがんばる(鼻ほじ)」
こんな心構えでいいんですよ。

当たり前にやってることも、できたこととして大げさなくらい喜びましょう。

「歯磨きできた!!」
それでいいんですよ。

そうすればそのうち脳が騙されてできたことを探しやすくなりますから、自己肯定感はますます高くなりますよ。

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