否定されることに疲れたとき。否定する人の心理とは?

人生で必ず出会う、頭ごなしに否定する人。
事あるごとに否定され続けるとイライラして疲れますし、
「もしかして本当に自分が悪いのか?」
という気持ちになってしまいますよね。

今回は自戒も込めて、
そんな否定ばかりする人との上手な向き合い方を考えてみましょう。

目次

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否定されるとイライラ?怖い?

否定されるとなんとなしにいや~な気持ちになりますよね。
イライラしたり、怖いと感じたり。
心にどんよりと嫌な気持ちが居座ってしまうのは
見たくないものを見ることになるからなのです。

ないほうがいい気持ちたちを認めることになる

たとえば私が学生時代、
就活の時期に会社員になるという選択をしなかったとき、
就活担当の先生はこれでもかというくらい不安を仰いで私の選択を否定しました。

「上手くやれる人なんて一握りだ」
「履歴書は書きなさい」
「会社に入って勉強してからのほうが絶対いい」

当時も今も、
一言で言えばうっせえばーかという感じではありますが、
それにイライラしていた私の心には
「先生の言うことが正しいのかもしれない」
という不安の気持ちがあったのです。

いずれ売れる確信はあっても、
すぐに稼げる自信なんて1ミリもなかったですからね。
不安が何ひとつない状態で起業できたらそれは理想ですが
そんなことは不可能なんですよ。

でもその不安な気持ちって、
否定されれば消えるものでもないし、
否定する人の言うことを聞いたところで
大きな後悔という将来への不安がまた生まれますよね。

じゃあ私のように否定されて直視しざるを得なくなった不安はどうすればいいかって、
居場所を用意してあげることなんですよ。

私も先生も
”不安はないほうがいい”
と思っているから八方塞がりになってしまいますが、
「そうね不安だね」ってそっとしておけばいいんですよ。

不安以外にも悲しみや妬ましい気持ち、恨みつらみ
なんかも無意識に存在してはいけないものとしてしまう人がいますが、
それも心に存在するものと認めて
「不安だ」

「不安だね」

と考えていると、
否定してくる人の言葉に
意味なんて全くないことがわかってくると思います。

何を言われようが私が不安なこともやりたいことにも変わりはないんですよ。

私は不安と共にやりたいことを取ったし、
もしかするとこれを読んでいる皆さんの中には私と同じ状況になったとき、
素直に就活をするという人もいるかもしれません。

先生の意見も私の意見も、
どちらも間違いではないんです。
それを間違いだと押し付ける先生みたいな人は、
うっせえばーかの対応でよかったのだと思っています。(鼻ほじ)

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自分がダメだと認めることになる

3か月ほど前、バイト先に甘酒についてお問い合わせの電話があり、
お客様がくわ~しくお話してくださるので
こちらも全部真剣に聞いていたら
要点がわからなくなったことがありました。

「あんたなんも話聞いてないわねえ!
あんたのこと知ってるわよレジもダメダメじゃない!!
話にならない!」

そう言われた時、漫画のように頭がガーンと響きました…。
レジについては甘酒おばさんと楽しく話した記憶があるので勘違いだと思いますが。

このとき私が大きくショックを受けた理由ですが、

「私は要点を抑えて話を聞けない上に(事実)
レジもダメダメ(思い込み)
私はダメ人間なんだ(飛躍した解釈)

事実のみを反省すればいいものを、
思い込みと飛躍した解釈によってトリプルパンチをくらってしまったからなんですね。

実際甘酒おばさんは「お前はダメ人間」とまで言っていません。
あくまでも「話をちゃんと聞きなさい」。
人格までをも否定するようなことは言っていないんですよ。

このとき自分を否定しているのは自分自身だったんですよね。

もちろん否定ばかりする人の中には
「こんなこともできないなんてお前はダメだなあ」
なんて言ってくる人もいます。

でもよく考えて。
何かをできない状態にあることと自分がダメであることは別物です。

できない=ダメ

この方程式が周りの言葉や自分の思い込みで常態化してしまうことによって、
洗脳されてしまうんですよ。

だから自分と違う意見を受けたり否定されると
「自分はダメだ」と嫌な気持ちになってしまうんですね。

 

否定する人の心理

私の挙げた2つの実体験を見ていただけるとわかるのですが、
否定する人というのはよかれと思って言っているんですよね。

「あなたそんなんじゃ苦労するわよ!
どこがダメか教えたるわ!」

気持ちのいいほど全力の善意で否定しているんですよね。
そしてこちらが不快になっていることに全く気付いていないんですよ。

だからいくらこちらが傷ついていると訴えようが
「ほーら図星なんだろ、
だからお前はダメクズ怠け者」

飛躍した解釈でまたこちらを攻撃してくるのです。

いいですか、他人に行動の改善を促すとき、
「これをされるとこんな気持ちになるからやめてほしい」
これで十分なんですよ。
相手を否定する必要なんて一切ないと私は思っています。

受け取り手はその言葉を素直に受け取ります。

たとえば彼女の実家へのご挨拶の際、

婿「娘さんを僕にください」
父「お前はダメだ(もう1度来たら許してやろう)」

婿「自分はダメなのか(なにがダメなんだ??)」

となるんですよね。

ですからこの場合
問題があるのは受け取り手ではなく言葉を発する側。
否定されることで自分の良くないところに気付くどころか、
本当に伝えたい事柄が正しく伝わらなくなってしまうんですよ。

 

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否定された時の対処法

ではそんな否定してくる人とどう向き合えばよいのかという話ですが、
そうですね、
向き合うな逃げろ。
ですね。
●参考記事
人間関係リセット症候群は対処する必要があるのか疑問に思った話。

彼らは自分がすべて正しい世界線で生きていますから、
あなたがどれだけ
「もう否定されるのは迷惑だやめてくれ」
と言ったところであなたを弱い者と認定するだけです。

そして強くなって欲しい!という善意でますますあなたを否定します。
もうね、向き合うだけ無駄なんですよ。

彼らが”自分の言動で他人に迷惑をかけていた”と気づくのがいつになるかはわからないし、
気づかないまま死ぬ人だっています。
本人が気づかない限り変わらないんですよ。
その間待つなんてばかばかしすぎやしませんか?

人の意見に正解も間違いもない。
自分が正しいわけでも他人が正しいわけでも、
自分より長く生きてる人が正しいわけでもないんですよ。

自分には自分の考えがあって、
他人には他人の意見がある。

意見のすり合わせで人間関係は構築されるのであって、
意見の押し付けでは片方に無理が来るんですよ。

「そうかいあなたはそう思うんだね」
と落ち着いて言えるようになるまでは全力で逃げましょう。

人生において疲れる人間関係は不要です。
かわいそうなのは自分。
洗脳されて体調崩す前にいち早く逃げましょう。

 

まとめ

いかがでしたか。
私を否定してくる人に対して冷静に
「あなたはそう思うのね、私にとって最善の選択は私にしかわからないでしょ」
と言えるようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。
だから私も逃げまくります。

そして自分自身を縛り付ける、
他人と違う意見=自分はダメ
という常識を取っ払っていきましょうね。



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