苦しい劣等感の解消法!上には上がいるんだなあ
周りの人たちが羨ましい
自分は無力だと感じる
自分には何の能力もない
そう思えば思うほど自分の心は傷ついて苦しくなっていきますよね。
実際私も、つい先日劣等感に襲われたことをきっかけにこの記事を書き始めています。
他人との関わりがある以上、
他人と比べてしまう癖ってなかなか治るものではありません。
時には他人を下に見て優越感に浸ってしまい、
そんな自分を嫌に思うときもあると思います。
私なりに実践している劣等感に打ち勝つ方法を、
みなさんにお伝えしたいと思います。
目次
劣等感の正体
劣等感とは
他者と自分を比べて自分が劣っていると感じること
あの子はあんなに魅力いっぱいなのに自分にはなにもない…、
とか、
他者の幸せを素直に喜べない
なんてこともありますよね。
このように劣等感を強く感じてしまう原因には、
・1番が良いことだと思っていること、
・他者と自分に区別がついていないこと
にあるのではないかと思っています。
本当に、上であればあるほどよいことなのでしょうか?
悩みはなくなるのでしょうか。
「この人のようになりたい」と思ったとき、
「この人のようになれるはずだ」
「この人のようになれるはずだったのに」
と思う自分もいるでしょう。
しかし、
自分と憧れの人はどう頑張っても別の生命体です。
にも関わらず
優劣をつけてしまうことこそが劣等感の正体ではないかと思います。
妬み嫉みはエネルギー源
とはいえ憧れはもっとも強力なエネルギー源だとも思っていて、
「くそう羨ましいなあ!」
と思って努力しようとすること自体は
なにも悪いことではないと思っています。
しかし、上には上がいることを忘れてはいけません。
他者と比べる姿勢を改善しない限り、
ひとつ目標を達成したとて劣等感は付きまといます。
劣等感の副作用
劣等感によって落ち込んでしまう自分がいる一方で、
人に優劣をつけるということは
他者を下げて優越感に浸ることもあるということです。
あなた自身、劣等感に向き合いながら
がんばってがんばって生きているのだと思います。
劣等感のおかげで目標を達成したこともあるでしょう。
ただし
「がんばればなれる」という思い込みは
自分にとどまらず他者にも求めることになってしまいます。
自分ができることを他人ができないと
「なんでできないワケ?」
とイライラしがちです。
他者を羨み努力する姿勢は大切ですが、
人と人を比べて優劣をつけてはいけません。
劣等感に打ち勝つために
頭じゃそんなことはわかってんでい!!
という声が聞こえてきそうですが、
私自身もそうです。
比べることはそう簡単にやめられません。
劣等感との向き合い方を知っているからって、
劣等感を感じないわけではありません。
でも他者と比べてるのは紛れもない自分自身で、
勝手に落ち込んでるにすぎません。
劣等感を感じていることに気付いた時点できちんと向き合えば、
絶望感まで感じることは少なくなるんですよ。
自分を否定する声に反撃せよ
劣等感を感じたときにまず第一に思い出してほしいのが、
存在することそのものが価値である
ということです。
「お前はダメ人間だ」
「無能だ」
「自分にはなにもない」
そう自分を責める人が自分自身の中に住んでいます。
そいつに反論してやるのです。
「私はここに存在している!」
「がんばって生きている!」
「生きることができる!」
最初はこれで十分です。
落ち着いているときに自分ができたことや得意なことを思い出して、
それを反論材料として蓄えておくといいと思います。
そしてもうひとつ反論材料として覚えておいてほしいのは、
自分が何かをできないことと人間性にはなにも関係がない
ということです。
たとえば私は運動がすこぶる苦手ですが、
体育で他の教科と比べてよくない成績だったとき、
自分を責める
「運動できないなんてダメダメだな」
という声に対してはこう返すことができます。
「運動ができないからってダメじゃない!」
言葉だけでいいんです。
自分自身に暗示をかけるイメージです。
このほかにも反論材料として、
「テニスが好き」
「泳げる」
「早くある必要あんの?」
「強くなきゃダメなん?」
「卓球だってできる」
反論すればするほど頭の中にいる批判的な自分はあっさりたじろぐんですよ。
自分の理想とあこがれを混同すな
憧れ、そして努力した先にあるのが
本当に自分の理想であるかはきちんと確かめる必要があります。
つい先日、知り合いのツイートがバズっているのを見かけて、
それはもう猛烈な劣等感に襲われました。
「私もバズりたい!」
「有名になりたい!」
とも思いました。
しかしです、
私が活動する目的は「人を救うこと」です。
バズることは目的じゃないんですよね。
バズることは確かに短期的なメリットはありますが、
私は長期的な
もはや永遠のコンテンツを作っている自負があります。
それを反論材料に
「バズることもできないなんてw」
という頭の中の批判する人を半殺しにしました。
自分の理想がぶれて、
あれもこれも手に入れたい!!
手に入らない自分なんてクソだ
なんて思ったって
あれもこれも手に入ってる最強人間はいません。
理想に向けて生きる自分こそが、
最強の反論材料です。
完璧な人間はいないことを思い出せ
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学歴
知名度
運動能力
コミュニケーション能力
美貌
上であればあるほどいいと思っていませんか?
向上心はよいことですが、
「自分にはなにもないから不幸なんだ」
「あの子にはあんなに能力があって、幸せに違いない」
とは思ってはいけません。
その人にはその人なりの、
こちらには想像もできないようなストーリーや苦しみがあります。
劣等感を感じた時にはそのことを思い出してみましょう。
「自分はいま無力感で苦しい。
でもこの人も悩むことがあるんだろうな」
これはその人を下に見るということではありません。
私もあなたも人類みな、
悩みや苦悩があるのです。
自分が思っているほど周りは完璧ではないし、
完璧な人間なんて存在しないのです。
”何のために”劣等感を感じるのか考えよ
劣等感を感じる原因ではなく目的を考えてみましょう。
例えば私は容姿に自信がないのですが、
ジェンダーレスファッションのかわいい女の子を見て
「私にはああいう服似合わないんだよなあ」
と劣等感を感じたとき。
そう感じる目的は
「かわいくなりたい」
「流行を取り入れたい」
「ジェンダーレスでさえ女らしくかわいく着こなせる女、恨めしい…」
と気づくわけです。
そこで自分に問いかけます。
「流行=かわいいなの?」
「似合わない服着たいの?」
そう問うと、
私に似合う服着るのが
私にとって最強のかわいいじゃない?
と思えてくるのです。
そうやって”自分の”目的をはっきりさせることで
他者という概念がなくなります。
「私がどうしたいか」に重きを置くことができますから
劣等感からは解放されるんですよね。
まとめ
いかがでしたか。
劣等感に苦しむ人ほどマウント取りがちです。
マウント取るなら他者ではなく、
自分のなかにいる批判的な自分に対して取ること。
そして他者と自分で優劣をつけず、
みんなが未熟であることを思い出しましょう。
それを思い出すだけで、
自分にもみんなにも優しくなれます。
ぜひ心がけてみてくださいね。
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