完璧主義をやめたい人たちへ。できない自分は罪じゃない!の考え方
前回は完璧主義者の特徴と、
私が完璧主義になった要因についてお伝えしました。
完璧主義をやめたい!完璧主義者の特徴と私が完璧主義になったワケ。
今回は後編。
私が柔軟に生きられるようになるために、
完璧主義でいて苦しくなってしまう前に心がけていることを
みなさんにもお伝えしたいと思います。
目次
楽になる思い込みのすすめ
前回お話したように、
私自身もある意味洗脳されています。
それから解放されようと試行錯誤している真っただ中といったところです。
私が通った高校のように
洗脳から目が覚めるにはうってつけの環境はもちろんありますが、
一瞬で魔法のように完璧主義がなくなることはありません。
心が悲鳴を上げているうちはまだマシで
身体にまで影響が出れば苦労も増えます。
そうなる前に洗脳にまけない自己暗示を重ねていきましょう。
完璧な人はいない
他人にも自分にもイライラしないためにも、
完璧な人間はこの世に存在しないことを思い出しましょう。
親だって先生だって大富豪だって完璧じゃない。
みーーんながんばりたくてがんばれないときがあるし
「がんばらない」
を勉強中なんですよ。
その人ならではの悩みや苦労があるし、
人生フルコースで楽しいぜHooo!!
なんて人はいません。
ですから過去の自分と比べてがんばれないだとか、
そんなことは気にする必要はない。
がんばれないと悩んでいることが一番のがんばりです。
そして他者に何かを求めるときは、
結果への期待度は30%がベスト。
信頼できる相手なら期待なんてしなくてもいいものが返ってくるとわかりますが、
●参考記事
期待しないのは信じているから。期待しない恋愛がうまくいく理由
そうじゃない状況のときには
・できないことも視野に入れた心構え
・「まあなんとかなっぺ」の心構え
この2つが大事です。
ただし自分が望む結果に対する期待は30%なだけで、
相手ががんばってくれるという信頼は100%でなければいけません。
だってがんばれなくても、
そう悩んでいることが一番のがんばりでしたもんね。
そこだけは信頼しないと
相手のやる気を奪うことになります。
できなくてもそれが相手にとって今できる全力であることは認めましょう。
自分の過去を振り返るように
相手の過去のがんばりも振り返っちゃいけません。
今!
相手は!
がんばった!
私も!
がんばった!
えらーい!!!
普通も当たり前もない
「普通こうなのになんでこの人はやらないんだ?」
「こんなことできて当たり前なのにできないなんて自分クソかよ」
普通とか当たり前とかって、
自分の人生の中で遭遇回数が多かっただけであって、
実は多数派とも限らないし
正しいとか間違ってるとは全くの別問題ですからね。
ましてや他者に押し付けてその人が落ち着くものとは限りません。
でもたしかに普通でいることってものすごく安心感があります。
でも本心もつぶれがちです。
私は身長157センチ体重47キロですが、
おそらく10代20代の女性にこの数字をどう思うか聞けば
大半が「ちょうどいい」か「もうちょっと痩せたい」って返ってくるんですよ。
実際私の身体を持つ私の本心は、
もうちょっと太りたい。
でも普通の思考から離れれば不安にもなるんですよね。
48キロになれば「げ」って思うし、
46キロになれば「お?」って思う。
そして結局心は落ち着いてないんです。
自分の理想の考えと
普通の考えがちぐはぐだから。
・自分の意見
・他人の意見
・多数派の意見
それぞれに区別がついていることが大切です。
そしてそれぞれを理解して、
たとえ受け入れられなくてもいい。
「そうなんだね」とそのままそっと置いておくだけでいいのです。
生きることそのものが価値
できない自分に無価値感や罪悪感を感じたとき、
罪滅ぼしのように何かを始める前に、
生きる自分を褒めましょう。
正直
「存在が価値」
って言われてもあんまりパッとしません。
付加価値をつける
↓
付加価値のついた自分を評価する(評価される)
↓
ありのままの自分が無価値のような気がする
↓
付加価値をつける
大変な悪循環です。
まずは付加価値がついた自分を他者が評価しているように感じる点について。
他者の意見なんてコロコロ変わるし、
前回お伝えしたようにダブルバインド的だし、
そこに依存していいことはありません。
そして付加価値がついた自分しか評価できない点について。
思い込みの力を信じて!!!!!!
できることできないことじゃなく、
私がここにあることが
最も安定した不変的で一番の価値。
生きている限りブレない最強の武器なんですよ。
つらい思いはそのままで構いませんから、
「自分は生きてる!すごい!」と洗脳しましょう。
十分がんばってるから苦しい
もう何もできないほど疲れ切ったとき、
無理してみたら案外やれちゃったり。
それ続けてたらマジでうつになって死ぬよ?
「案外やれちゃった☆」
が自信になってそれを他人に押し付ける人がいますが、
「もう無理」で休まないと死にますから。
あんたもいつかガタが来るの目に見えてますから~。
「もう無理」ってなるのは
それほどがんばった証拠です。
「でも今日も昨日も何もしてないのに」
「前はもっとがんばれたのに」
十分がんばったから無理が来たんですよ。
たった1日そこらでその疲れが取れるわけじゃあない。
だからがんばりたくてもがんばれないのは当たり前。
「がんばりたくてがんばれないと思ったけどやれちゃった☆」
はマジでたまたまです。
気合い入れて休め。
事実だけを見る
比べないということです。
「比較的○○」
な表現を徹底的に排除しましょう。
「デブ」→「体重○○キロ」
「チビ」→「身長○○センチ」
「いつもできない」→「○○回できて、○○回失敗した」
「馬鹿」→「テスト○○点」
「料理が下手」→「○○が作れない」
それ自体が良い悪いではなく、
より具体的に自分がどんな状況なのかを的確に自認することです。
完璧主義でできないことが目に付いてしまうとき、
このようにあまりにも飛躍した解釈をしてしまいがちです。
それは自分で自分を罵倒しているということですから、
心はますます傷ついてしまうんですよ。
そうならないためにも、
的確な表現を癖づけていきましょうね。
まとめ
いかがでしたか。
洗脳には洗脳です。
考え方次第で本当にストレスが少なくなります。
休んでいいんです。
休まなきゃいけないんです。
充電してから
「やれるぞ!」って思ったときにやればいい。
それも立ち止まりながらでいいじゃないっすか。
いいんですよ。
いいんです。
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