完璧主義をやめたい!完璧主義者の特徴と私が完璧主義になったワケ。

突然ですが私は完璧なる完璧主義者です。

そのおかげでいいこともあれば、
つらい思いも多々ありました。

 
今回は私のように完璧主義で苦しい思いをしているみなさんに、
完璧主義でいるとどうしてつらいのか、
どうして完璧主義になってしまったのかをお伝えしたいと思います。

完璧主義を楽にする思考法は後編で。

 

目次

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完璧主義者やっててつらいこと

完璧主義でいるといいこともありますが、
悪いことの方が多かったりします。

たとえば仕事は丁寧に早く終わらせることができますが、
すっげー疲れます。

自分にできるパフォーマンスの100%を常に続けているので、
すっげー疲れます。

 
とにかく疲れます。

 
主に私基準ではありますが
完璧主義者の疲れてしまう特徴を説明したいと思います。

 

0か100

「同時進行」

超絶苦手です。

 
自分の中で100がんばれたときと比較して
30%ずつの力でやればいいものを

すべて100%ずつでしかできませんから
キャパオーバーになります。

それを自分でもわかっています。

 
でも手の抜き方がわからなぁい;:

 
だからできないものは完全に手放して0にして、
自分のやるべきことに100%の力で挑みます。

 
私の恋愛アドバイザーという仕事はまさにそれで、

専門学校を卒業してからどこかで働きながら自分探ししてもよかったものを、

「私は!お金がなくても!
自分に合った仕事を!!
全力で!!
したいのだ!!!!!」

と夢を追いかけた結果、
傍からみればただのフリーターです。

あ、今の生活に後悔しているわけではありませんよ。

柔軟性ねーなと思っているのです。

 

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比較しがち

他者と比べることもあれば、
過去の自分と比べることもあります。

 
他者と比べれば、
上には上がいますからキリがないですよね。

●参考記事
苦しい劣等感の解消法!上には上がいるんだなあ

できない自分に気付かされ、
劣等感に襲われます。

 
そして過去の自分と比べてしまうのはさらに厄介で、

「がんばった自分」

のことが大好きなのです。

あのときたくさん勉強して成績よかったなあ、
リーダーとしてがんばれたなあ、
痩せてたなあ、

 
→でも今の自分は…

となるわけです。

 
でもですよ、
基本的に過去の自分って相当盛られています。

結果が悪かったらがんばった自分を盛るし、
結果が良ければ結果を盛ります。

美化された自分と比較してもなんら意味がないです。

もちろんあのときもよくがんばった、

よくがんばったから今の自分が最強なんですよ。

 

手を抜けない

手を抜くことへの罪悪感が自分を押しつぶすほどです。

「もう限界だ」
と思って学校を休んだり、

今でもこのブログを書けなくて立ち止まることがよくあります。

そんな自分を許せないのです。

 
ですから何かをやらないときは、
他の何かをしがちです。

学校休んだら結局家で勉強して家事するし、
ブログ書かないときは心理学の本読みます。

そういうやり方って、
自分ができることを増やせるので一概に悪いこととは言いたくないのですが、

「自分を許す」
ということをまずクリアしない限り
堂々巡りなんですよね。

 

できない他人にイライラする

自分が常に100%だった(盛られた記憶)経験から、
がんばることは当たり前。

手を抜ける生き方の上手な人や、
がんばりたくてもがんばれない人(それががんばってるんだけれども。)
を見るとイライラしてしまいます。

「自分ばっかりがんばってる!!」
「なんで私にできなことがあなたにできないの!」
「やればこんなにいいことあるのになんで!?」

 
(´・ω・`)知らんがな自分が勝手にがんばってるだけやんけ。

 
他人に自分と同じもの求めたって無理っすよ他人だもの。

 

完璧主義になってしまう要因

完璧主義やがんばりすぎ屋さんになってしまう原因というのは、
複数の要因の積み重ねです。

周りの大人たちからの影響というのは大いにあると思います。

今思えば先生や私の母は
完璧主義者を育てるプロのような言動が多かったです。

私が不登校になれば

「行きたくないのか仕方ないね、
でも学校行かないなら料理くらいしてみる?」

 
「どうして行きたくなくなっちゃうんだろうね」

 
こういうセリフって、
大人から焦りがものすごく伝わってくるんですよね。

ますます学校は行かなきゃいけないものだと思うし、
行かなきゃと思うほどエネルギー不足で行けなくなる。

 
たとえこのセリフの前に
「もう学校行くのやめちゃおっか」
と言われていても、

それはダブルバインド的な要求で、

大人たちから伝わる

「学校に行ってほしい」
「なんで?」

という焦りと

「行かなくていい」

という言葉で
子供は困り果ててしまうんですよね。

 
 
勉強についても、
母はやらないことで怒ることは絶対にありませんでしたが、
やらなければ

「やらなくていいんだよ?
でもやらないと気持ち悪くない?」

と良くも悪くも煽り上手なのです。

「完璧になれだなんて言ってない」

といいながら94点のテストを見せれば

「すごいねがんばったね、あと6点とれたね」

と言い、

「ママは皆勤賞だったから」

がんばる=偉いと思わざるを得なかった。

 
もちろんドラマに出てくるサイコママのような
まがまがしい雰囲気でこういうセリフを吐いているわけではありません。

仲のいい母と娘の会話です。

だからこそ洗脳されていくのです。

 
みなさんの中には思い当たる節がない方もいるかもしれませんが、
がんばればがんばるほど偉いって
あまりにも当たり前すぎてみんなこの恐ろしさに気付いていないんですよ。

 
サボり方が上手な人を先生は褒めるどころか怒鳴りつけるし、
なんなら教育の場なんて”比較的”がんばってる生徒を評価しているに過ぎない。

 
先生自身は生徒と生徒を比べておきながら、
受験期には「敵は過去の自分だぞ」とか言うんですよ。

肝心の授業の内容なんかより、
そういう姿勢のほうがよっぽど子供たちに学ばれているんですね。

だから

がんばりたい
がんばれない、
がんばらなきゃ、
みんながんばってるのに、
昔はがんばれたのに、

そうやって心が悲鳴をあげてしまうのです。

つづき→完璧主義をやめたい人たちへ。できない自分は罪じゃない!の考え方



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