2020.03.172020.05.30

• 人間の心理
• 脱・メンヘラ

なにかしなきゃと思うほどなにもできない「週末うつ」

休日はなにもできないまま布団の中で一日を終えてしまう。
 
仕事は好きではないが会社にいるほうがまし。

 
「週末うつ」という言葉をご存じですか？

あれほど休日を楽しみにしていたのに、
休日をうつうつと過ごすようになってしまう。

そんな症状を指すようです。

 
・・・そうです。私ですね。

 
今回はそんな私自身と向き合い、
その改善法まで一緒に考えてみましょう。

 

休日になにもできない自分に焦る

週末うつなんてそんな大げさな、(笑)

って私もちょっと思っています。

 
布団の中で1日が終わるとか、そのことに後悔するとかって、
だれしも一度は経験があることだと思うんですね。

 
私もはじめのうちは「まあそんな日もあるよな」と受け入れられていたのですが、

ここ1か月くらい休日のたびにこんな感じなんです。

頭の中ではやりたいことが山ほどあるというのに、
いざ休日を迎えるとなにもできなくなってしまうんです。

 
みなさんはいかがでしょうか？

 
「自分は週末うつかも…？」と思う人は3パターンに分類できると思います。

①なにもしたくない
 
②やりたいことがあるのにできない
 
③なにかやらなきゃと思うがなにをしたらいいのかわからない

 
私の場合は②ですね。

 
共通しているのは

思考力と行動力が著しく低下している状態

だということです。

 
休日はずっとこんな屍みたいな状態で、

「なんかやばい」
「なんかよくない」

とは思うんだけどどうしたらいいのかわからない。

そうやって焦るほどなにもできない。

後悔ばかりでずっと寝ていたのに休んだ気がしない。

 
思い返せば小学生のころうつ状態で不登校になったときには、

「わかんない、わかんない」

といつも言っていた気がします。

自分がなぜ学校にいけないのかがわからない。

●参考記事
私の性的虐待のすべてをここに記します。

 
週末うつに”うつ”という言葉が入るのはまさにそれで、

休日は楽しむべきだし楽しみたいのに
どうして身体が動かないのか、
 
考えても答えが出ないで、
堂々巡りのまま休日が終わってしまう、

そういう状態であることが
うつの入り口だからなのかもしれませんね。

 

私が週末うつになったわけ

「休日は充実させなければいけない」

という考えはありませんか？

 
好きだった趣味でさえ

「やりたい」
ではなく
「やらなければいけない」

という考えに近いのではないでしょうか。

 
私自身もここ最近の休日は

「えー、あした休みかあ。なにしよう。
やりたいことはあるんだけど。
なにかしなきゃなあ。」

という状態です。

 
私がこうなってしまった理由ですが、
これまでの私の記事を熱心にご覧いただいた方ならわかるかと思いますが、

「病は気から！」ばりに

「メンヘラは暇から！」

と語気強めで言い放っているんですね。

●参考記事
彼女が構ってくれないから寂しいんじゃなくてあーたが暇なのよ

 
私自身プロのメンヘラだったこともあり、
また昔のようにメンヘラになることがものすごく嫌なんです。

いま私と関わりのある人はみんな大切にしたい人なので、
その人たちに迷惑をかけたくない。

 
だからこそ、多少無理してでも暇な時間をなくすようにしていました。

 
メンヘラLINEを送りたくなるときもあります正直。

●参考記事
【鉄則】好きな人、彼女ともっとLINEしたいと思ったときの注意点

 
それを押し込んで、ひとりでやりたいことを楽しもうとしていました。

そして実際に楽しめていたと思います。

 
でもどこか「暇したらメンヘラに後戻り」という凝り固まった思考が、

休日を充実させることに必死にさせて、
私を苦しめていたようです。

 

「なにもしない」をしよう！

「～しなければいけない」思考が自信を苦しめていたことがわかれば、
どうすればいいかはすぐに明らかになります。

 
できない自分を許せばいいんです。

もっと気楽に考えれば
「なにもしないをする」ようにすればいいんです。

「私は疲れているのでなにもしません！」と自らの選択でなにもしないことにすればいいのです。

思考力も行動力も低下している状態を、

自分がものすごくがんばって平日を生きた証拠だと、受け入れてあげましょう。

 

おすすめの休日の過ごし方

今の私がそうなのですが、
「なにもしません！」と決めると

マジで睡眠とYouTubeだけで休日が終わります。

 
なにもしないと言っても24時間眠り続けることはむずかしいですから、
起きている間、

なにもしないようになにをするかがポイントです。
（矛盾したようですが笑）

 
起き上がる気力があれば起きてみてもいいですし
コーヒーを飲みたくなったらコーヒー淹れてぼーっと過ごすのもいいと思います。

 
ポイントなのは、
”ただ感じる”ということ。

ただ聞き流す、ただ味わう、ただ匂ってみる。

そこに多くの情報や頭を使うことがあると疲れます。

 
ですから私がYouTubeで見ているのは、
仕事のタメになりそうなメンタリストDaigoさんの動画なんかじゃなく、

上手な人がプレイしているリズム天国の動画か、
上手な人がプレイしているマリオの動画です。

 
くっだらないでしょう？

 
まあ正直なところ、
感じるだけで頭を使わないので、
余計なことばかり考えてメンヘラにはなります。

でも思ったほどじゃなかった。

生理前は確かにひどいけれど、
そうでなければ案外心は穏やかで自分の成長を感じました。

 
学んだり楽しもうともせず、ただ感じてみましょう。

 

「なにもしない」上でのNG行動

なにもしないようになにかをするときにあまりお勧めできないことは、頭を使うことです。

できるだけ情報や知識を頭の中に入れないほうが良いと思います。

 
映画、ドラマ、アニメ、読書。

趣味として楽しみたいところですが、
ストーリーや内容を理解するためにかなり頭を使うのでおすすめできません。

 
もちろん「休みを充実させるためにやらなきゃ！」という意識でやることおすすめできないのであって、

十分に休み切って

「暇だ～～そういえばあれやりたかったんだよな。やるか～」

と思えて身体が動いたときには、
ぜひ楽しんでくださいね。

そして、できなくても、自分を責めないこと！

 

「なにもしない」を極めれば、なにかやりたくなる…はず

可能ならばドーン！と1か月とか休みを取って「なにもしない」に徹してみたいものですが、

そうもいかないのが現実…。

 
私自身まだ「なにもしない」をして「なにかしたい！」になる段階に達していないので、

今回の記事は信憑性に欠けるものだったかもしれません。

 
でも、なにもしない自分を自分自身で認める、許すという思考法で、

まずは平日にがんばった自分をしっかりと休めましょう。

 
世の中にしなきゃなんてない！！
（ってCMあったよね？）