自己開示と自分語りの違いについて考えてみた

 
私は
誰かともっと仲良くなりたい!
と思ったとき、

積極的に自分がどんな人間か明かすよう心掛けています。

 
その一方でひたすら自分語りでこちらの話に聞く耳を持たない人を見ると

「仲良くなれないな~」と思ったりします。

 
そこでふと気づきました。

 
自己開示と自分語りの違いってなんだ…?

 
今回はその違いと、どうしたら自分語りにならないかを考えてみました。

 

目次

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関係を築くうえで不可欠な自己開示

語感として、
自己開示はいいイメージで、自分語りは悪いイメージです。

でもどちらもすることは同じで、
「自分を明らかにする」ということです。

 
ではどうして私が積極的に自己開示をしてきたのか、
自己開示にどんな意味があるのかというと、

得体のしれない相手に何も話したくなくない?

 
例えば初対面の相手と話しているとき

「趣味は?」
「仕事は?」
「どんな音楽が好き?」
「映画見る?」
「経歴は?」

と質問攻めにされたらどうでしょう。

ちょっと怖いですよね。

あなたにとって相手は得体のしれない人物ですから、

そう簡単に自分のことをあけすけ語っていいものか悩んでしまいます。

 
ですから質問に織り交ぜながら必要なのが自己開示なんです。

 
私は~~です。(ます。でした。)

で言い換えられるものは自己開示と言っていいでしょう。

 
たとえば趣味を相手に聞いたとき
「美術館巡りが好き!」と返ってきたなら

「いいね!(私はいいねと思っています。)
俺中学んとき美術1だったんだけどさ笑(でした。)
自分でかいたりもするの?(質問)

 
といった具合で、
相手の回答に自分がどう思ったか付け加えるだけで、自己開示になるんですね。

 
ですから相手は質問に答えている一方で、
実はあなたの情報も受け取っているので、
安心して自分のことを話すことができるのです。

そこで信頼関係が生まれるのです。

 

自己開示が自分語りになってしまうワケ

こうやって「自己開示は大事!」論が広まると、いるんですよ。

「自分語りをするだけで仲良くなれる!」

と思ってしまう人が。

 
まあ私もそこに片足突っ込んでる自覚があるのでこの記事を書いているのですが(笑)

 
そういう人たちがどうして自己開示をしているつもりで自分語りになってしまうのかというと、

自信のなさが挙げられるんじゃないかと思うんです。

 
どういうことかというと、

「相手のことを知りたい!
でも自分なんかが聞いても答えてくれない!
そうだ!まず自己開示!
そしたら相手も自分の情報をしゃべってくれるはず!」

 
この考えのどこが危ないって、

自己開示をすれば相手も自己開示をしてくれると思っているところなんですよ。

 
どこまで行っても他人を変えることはできません。

●参考記事
【振り向いてほしい】他人をコントロールすることは不可能です。【別れたくない】

自己開示をすることは、
相手と打ち解けやすくするために必要なことに過ぎなくて、

これさえすれば必ず!!というものではありません。

それにそんな察しのいい相手ばかりじゃない。

 
質問してやっと”自分が知りたい”相手の情報を得ることができるんです。

 
自信がないと自己開示をしたところで

「え、そろそろ質問していい?まだやめたほうがいい?」

と聞き時を逃してしまうので、

いつまでたっても自分語りしかできなくなってしまうんです。

 
もしくは自信の有無に関係なく
「自己開示はいいもの!自己開示で相手の考えもわかる!」
と妄信している人は、
ただ自分語りで話が終わってしまうという結果になってしまいます。

 
これは「願えば叶う!」の引き寄せの法則に似たものがあると感じました。

●参考記事
私が体感した正しい引き寄せの法則のやり方

 

自己開示の失敗例

自己開示が自分語りになってしまう例として、
自分が話すことで頭がいっぱいで、

・相手に何を聞きたいんだかわからなくなってしまう
・相手の話を掘り下げる余裕がなくなってしまう
・聞く耳を持てなくなってしまう

というものが挙げられると思います。

「最近料理がんばってるんだー!(好きな料理を聞くぞ!)」
「へーえ。すごいねえ。」
「お野菜使いきれなくて悪くしちゃうけど…」
「冷凍すればいいんじゃない?」
「そうかその手があったか!」
「結構もつよあれ。」
「そうなんだ~!・・・(次何話せばいい??どうしよう???パニック)」

こんなん私しょっちゅうやってますね(笑)

自分のコミュ力に自信のない人は特に、気を遣いすぎてパニックになってしまう人も多いと思います。

そうならないための方法が次です。

 

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思いついたことを話題にするのは不自然じゃない!

まず精神論振りかざしますけど、
だーじょーぶだあ。

人と会話するとき会話の流れとかそんな気にしてません。

 
以前何かの本で読みました。

「思いついたことを話題にするのは実は不自然なことじゃない」って。

 
知りたいことがあったら質問しちゃえばいいし、
思うことあれば意見したり、
自分の過去を語ってみてもいいんですよ。

 
特に質問なんてしちゃえば相手はそれに答えることに頭を働かせるから、

「こいつなんで急にこんな質問してきたの?」

とか実はそんなに考えてません。

 
あなたが他人に対してそう思ったことだって、実はそんなに多くはないのでは?

 

自分語りにならない方法

いや言いたいことはわかる。
あなたが知りたいことはそうじゃない。

どうしたら自分語りにならないかでしたよね。

 
これは我々コミュ障が、
自然な会話をするために不自然なことをするということです。

 
会話の基本は連想ゲームという言葉を聞いたことがありますか?

これが自然な状態。

思いついたことをポンポン口にするということです。

 
それを一時休止します。

 
先ほどの失敗例を振り返りましょう。

「最近料理がんばってるんだー!(好きな料理を聞くぞ!)」
「へーえ。すごいねえ。」
「お野菜使いきれなくて悪くしちゃうけど…」←ココ!!!

 
ココです!!!

料理→野菜と連想してしまった結果、
会話があらぬ方向に向かってしまって
こちらが知りたい相手の情報を得ることができなくなってしまったんです。

 
ですからまず、目的をもって自己開示をしたのなら、

そのまま質問しちゃえってんでい!!
それで十分やねん!

 

「最近料理がんばってるんだー!(好きな料理を聞くぞ!)」
「へーえ。すごいねえ。」
「好きな料理ある?練習してみるよ!」

 
これでいいのです。

そして一時休止していた連想ゲームを再開させれば、完璧ではなかろうか!!

 
自然であるために不自然をし、自然な部分はそのままに。

そしてその自分にとっての不自然な連想ゲーム一時休止も、慣れれば自然になりますから。

目的を持って行えば会話も慣れます!

 

まとめ

とまあ言葉では悠々と説明できても実際にはうまくいかないのが現実。

その会話への不安を相手に伝えてしまうというのが
良い関係を築く上では実は一番効果的だと思っています。

もちろんあなたが変わりたい!と思うなら、
この努力は続けていきましょうね。

 
実は私がYouTubeをやらないのはシンプルにしゃべるのがへたくそだからだったりします。

ですから私もみなさんと一緒に練習していきますので、がんばりましょうね!



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