女は本音を言わないんじゃなく言えないんだよ
彼女が本音を話してくれない
我慢して爆発されるから困る
どうして本音を話してくれないのか
話せなくなってしまった原因はなんなのでしょうか。
女性の気持ちを理解したうえで、本音で話し合える関係になる方法をお伝えしたいと思います。
実はあなた自身も本音を隠しているのかもしれませんよ。
目次
本音が言えない女性の特徴
まずはじめに、本音を言えない女性の気持ちについて理解しましょう。
彼女たちはどうして本音を言えなくなってしまったのでしょうか。
その理由は
・言えない
・わからない
この２つに分類されます。
本音を否定されるのが怖い
本音を言って否定された経験や身近に否定されている人を見た経験がある人は、
本音を言うと嫌われる、
関係が悪くなる
ということを学んでしまっています。
逆に本音を隠せば上辺とはいえ多くの人と関係を築けることも知っているのです。
勇気を持ってさらけ出した”自分”を否定されることは怖いことですよね。
そんなときに絶対的な味方でいてくれるのは自分自身です。
「この人と意見が合わなくても私は私、だから否定されても大丈夫」
と自分の価値を絶対的に肯定できるのは自分だけなんですよ。
しかし自信を失ってしまい自分に価値を見いだせないとその味方も機能しなくなってしまいます。
それはつまり
肯定してくれる自分がいない
↓
他者からの評価に頼りきりになる
ということです。
ですから相手が誰であれ嫌われれば自分の存在価値はゼロになってしまうし、
本音の自分を否定されることも怖くなってしまうので、
大切なあなたにさえ本音を言えなくなってしまうのです。
自分の本音がわからない
たとえば喧嘩をきっかけに日ごろの鬱憤を爆発させる人というのは、
普段我慢している自覚が一切ありません。
●参考記事
なぜその場で言わない？不満をため込む彼女の対処法
それと同様に自分の本音さえわからなくなってしまうケースもあります。
それは先にお伝えしたように、
これまでの人生で感情を押し殺すことや見ないふりが生きる術になってしまっているので、
その感情を自分で見る方法さえわからなくなってしまうのです。
例えば高校時代の私や私の友人は、
体調を壊して医者に掛かれば「ストレスですね」と言われ続けましたが、
そのストレスの原因がわかりませんでした。
それと同じように、あなたの些細な一言に「なんか嫌だな」と感じた時にも、
彼氏なんだからそんなこと思っちゃいけない、
少なくとも本人の前でそんな態度を取っちゃいけない、
私は彼氏を好きなんだから、
とあなたと笑い合える時間を作るためにも、
無意識に感情をなかったことにしてしまいます。
そのうち「なんか嫌だな」さえ感じられなくなってしまうんですよ。
ですからその発言の何が嫌だったのかどうして嫌だったのか
向き合うこともないままその感情は放置されてしまいます。
でもそれが消えることはないですし、
自分で違和感さえ感じることなく心に残り続けます。
その違和感をだれが感じ取るかというとあなたなんですね。
でもその理由を彼女自身もわからないので、
違和感は違和感のまま時間だけが過ぎていくのです。
それはいずれ爆発したり、
限界を迎えてすべてが嫌になったり
身体に影響が出てしまったりするのです。
女性が本音を言えないのは信頼されてないからだよ
女性の会話は愚痴と男の話で構成されていると言っても過言ではありませんが、
その愚痴を女友達や占い師には話せてあなたには話せない、
その違いはなんなのでしょうか。
はっきりと申し上げると、
それは信頼されていないからなんですよ。
信頼されない理由
「いや初対面の占い師に負けるんか俺の信頼は」
と思われるかもしれませんが、
ええそうです。
信頼は実績の積み重ね。
決して彼女と顔を合わせた回数ではないんですよ。
占い師にとっての実績は多くの人々の心を救ったことですし、
人々の話を聞きながら会得した安心感。
今回はあなたの実績がない前提で話を進めますが、
信頼できない理由探ししかできない女性もいるということは覚えておきましょう。
●参考記事
人を信頼できないのは期待しているからじゃないか？信頼関係の築き方
では彼女にとってなにがあなたへの信頼に足る実績になるかというと、
生き様なんですよ。
どれだけ経験豊富かではなく、
どれだけ誠実に生きてきたかということです。
あなたの生き様を否定するつもりは全くありませんが、
本当に誠実な人って、他人の気持ちを気にするだけじゃなく、
自分自身を大切にするためにも嘘つきません。
だから思ったことは言うし、思ってないことは言わない。
その思ったことを
”思っているはずのこと”
”思うべきこと”
と言い間違えてしまうので、あなたの発言も本音ではなくなってしまうんですよ。
たとえば
一緒に行った食事が口に合わなかったとき、
「おいしいね！」
と言われても完全に同意する必要はないんですよ。
だからって「俺ムリ」なんて言えば確かに雰囲気ぶち壊しですが、
「…俺のも食べる？」とか言えば大抵相手も察してくれます。
こういう小さな本音さえ明かしてくれない人に
本音をあかそうだなんて思わないんですよ。
ですから
嘘をつかない誠実でいる生き方
を徹底すれば、胡散臭さもなくなります。
その生き様から生まれる安心感があなたには足りないので、
本音を話すことができないんです。
信頼される方法
安心感のある人というのは、
人生紆余曲折あってあらゆる人の心を受け入れる体制があるので、
安心感が雰囲気にまざまざと現れています。
あらゆる人を受け入れるために必要なのは絶大な愛情だし、
人からも受け入れられる誠実さなんですよ。
だから初対面のスナックのママにも占い師にもなんでも話せちゃうんですよね。
具体的に誠実に生きるってなんなのかというと、
・小さな嘘もつかない
・自分にも嘘をつかない
・本音で話す
・誠実である
・相手の気持ちを理解できる
・秘密を守る
・約束を守る
・信頼できない人と付き合わない
そして私がこの中でも大切だと感じたのが
相手の感情を理解しようと努める姿勢です。
●参考記事
【いい男講座】女の相談には共感せよ・前編
当たり前ですが彼女とは別の人間ですから、
全く同じ感情でいることは無理です。
それでも悩む彼女の気持ちはどんな感じなのか、
あなたも味わおうと努めてくれる姿勢が信頼に直結します。
ですから「彼女が本音を言ってくれなくて悲しい！！」だけではなく、
「どうして言えないのだろう？」
「なにが嫌だったのだろう？」
という「どうして？」を突き詰めていくと、
彼女に寄り添うことができますから必ず関係はよくなります。
私が不登校だったとき、
保健室の先生はこう聞いてくれました。
学校行きたくない
「どうして？」
わかんない
「なにか嫌なことがある？」
なんか怖い感じ
「なにが怖い？」
担任の先生
しかし担任の先生のキャラクターもあってここで笑われてしまったので
私は心を閉ざしてしまったわけですが、
あなたにはそうやって彼女を否定することは決してしないでほしいのです。
必要だったのは”怖い”に共感してもらうことだったように思います。
彼女の違和感に気づいたとき、
なるべく早くそれに寄り添うことを心がけてみましょう。
彼女も勇気を持って話してくれるかもしれないし、
もしかすると話せないかもしれません。
どちらであれ、
「いつになっても話聞くでウェルカムやで」
というその彼女の気持ちをまるごと受け入れることこそが、
実績になり信頼につながっていきますよ。
まとめ
いかがでしたか。
誠実に生きよう、彼女の気持ちを理解しよう、
その意識を持ち続ければ必ず関係性は大きく変わります。
彼女の感情に向き合うと同様に
あなた自身も彼女の何を嫌に感じたのかに徹底的に向き合うこと。
そしてその彼女の言動の背景にはどんな感情があるのかを意識すると、冷静になることができますよ。
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