2020.07.07

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男性の求める女性のかわいげについて考えてみた

例の彼とお付き合いを始める前夜のことですよ。

 
2人でお酒を飲みながら何気なく”家庭”とか”恋愛”について話していたんですよ。

 

彼「俺はお母さんがそうだったからって言うのもあるけど、
専業主婦になってほしいのよ。」
 
私「ほーん（まあ私は働くけどなという気持ちで聞いている）」
 
彼「たしかにバリバリ働く女性はかっこいいなって思うけど…」
 
私「あー、かわいくはないよね」
 
彼「かわいくないっていうかあ、うーん、まあそうなっちゃうよね(笑)」

 
どうだろう女性陣。

これを優良物件と取るか、地雷と取るか。

きっぱり意見が分かれそう。

 
私としてはそのときに私のしたいことをするだけなので
いいとも悪いとも思わなかったんですけど、

（あ、この人は自分の男らしさがアイデンティティなんだなっていう発見くらい）

 
この話をしていて思ったのは、

 
男性の喜ぶ”かわいげ”ってなんだろう

 
ってことなんですよ。

 
もちろん人による。
人によるという大前提のもと、

男性は甘えられるのが好き

とか、あるじゃないですか。

 
そこで母子家庭育ち自分の恋愛は超不器用な私は思ってしまったのです。

 
どこまで甘えていいの…？

 

母子家庭に育ったことで「エッチなこと以外でどうしたら男の人が喜ぶか」が全くわからない女性って、意外と多いんじゃないかと思う。まあ私なんですけど。
頼るとかそういうの、勇気出して頼っても拒否られた時が怖くなってしまう

— フジサキ｜恋愛アドバイザー (@fujisaki_happy) June 25, 2020

 
お父さんと暮らす家庭で育った人と比べて、
母子家庭で育った人って、
圧倒的に男性との関わり方が下手くそだと思うんですよ。

 
どこまで踏み込むと相手を不快にさせるのか、
どこまでなら踏み込んでも大丈夫なのか、

そういうことを学ばずに育ってしまうんですよね。

 
ですから私自身、
本音を言うことにすごく勇気がいるし、

その本音を言うことで相手を試してるんじゃないかって思うし、

相手が試されてるって気付いたら嫌われるんじゃないかって怖くなってしまう。

 
たぶん、その怖い気持ちに自分自身でたどり着いて、
それも相手に伝えることができれば、
また変わってくるのかもしれないです。

 
あとは慣れ、学習ですよね。

お父さんは許してくれたことも、
彼は許してくれないことだってあるわけですから。

そこは対人間としての関わりの中で学ぶのが大事なんじゃないかなと思います。

 
 

私の典型的な甘え下手エピソード

私の典型的な好きな人への甘え下手エピソードがありまして、

 
一緒に街ブラしていたとき、
私の気になるお店に連れまわしてたんですよ。

 
もう私としてはそれだけで罪悪感でいっぱいで、
「なにか楽しんでもらわねば…！」
とか考えていた矢先、

 
「欲しいもの買ってあげようか」

 
服屋さんですよ？？
服を？買ってもらう？？？
小物とかじゃなくて服？？？？

 
そこそこの値段もするわけですよ。
誕生日でもなんでもないわけですよ。

 
「いやいやそれはダメだよ」

と最低な拒否の仕方をしてしまったのですね…。

 
でもよく考えてみると、
彼はいつも奢りたくて奢るタイプの人間だし、
女性にお金を出すという行為が彼にとっての男らしさなんだとしたら、
それが彼のアイデンティティなわけですよ。

 
それを！！
真っ向から「ダメ」という言葉で否定した私はなんという…！！！

 

かわいげのある女ってなんだろう

 
 
なんてうだうだ考えずに

「えー♡買ってくれるの～？♡」
とか
「え、いいよいいよ～♡」
って言いながらも商品を彼に手渡す女

そして共通して奢ってくれたことに対して自然にお礼をできる女

が”かわいげのある女”だと思うんですね。

 
”自然なお礼”

これはもう私たちひねくれものにとって究極にむずかしいことですよ。

 
「ありがとう」
と言うだけなら簡単です。

 
でも大切なのは”自然なお礼”なんです。

 
なぜそれができないかというと、
してくれたことを心から喜べないから。

 
常に罪悪感、申し訳ない気持ちとか、

なにでお返ししたらいいんだろうとか、
（お返ししなくちゃいけないという前提）

そういう負のオーラがまとっているんですよ。

 
私たちがしている「ありがとう」は
その負のオーラを全身にまとった状態での「ありがとう」。

全然自然じゃないんです。

 

尽くされることに罪悪感を感じる女たち

じゃあどうして私たちは罪悪感を感じるんでしょうね。

私は、彼のことを疑っているからじゃないかと思うんです。

 

ほんとに奢りたくて奢ってるの？
実は見返り求めてるんじゃないの？
裏があるんじゃないの？

 
その裏の願望までをも満たせてあげられていないんじゃないかという思い込みが、
罪悪感を生むんだと思うんです。

 
その思い込みが生じてしまう原因っていうのは、

まだお互いのことをよくわかりきっていない、
信頼関係が浅いということなのではないでしょうか。

人を信頼できないのは期待しているからじゃないか？信頼関係の築き方

 
 
私はこの記事を書きながら自分の気持ちを整理できたので、
彼に伝えてみようと思いますが、

その自分の気持ちを正しく伝えるという過程が、
信頼関係構築に最も大切なことなのではないでしょうか。