感情のコントロールトレーニング~イライラ編~

人に当たるのはよくないと思っていても、
いざ口が動き始めたら止まらない。
 
自分より優れた人を見るとイライラする。
 
イライラしている人に当たられると自分までイライラする。

接客のアルバイトをしているのですが、
この世はイライラに溢れているなあと実感します。

そんなイライラに私自身が引っ張られることも多々。

 
今回はそんな私が実践している感情のコントロール法イライラ編をお伝えします。

 

目次

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感情を殺そうとするとどうなるか

イライラや怒りの感情で大切な人に当たってしまって反省したことがある人は、

「こんな感情なければいいのに」

と思うかもしれません。

 
感情を殺すということはイライラを表に出ないように押し込めたり、

「イライラしちゃいけない、イライラしてる暇があったら…」

行動に逃げることです。

 
感情を押し殺すと、自分自身の感情がわからなくなったり、爆発します。

 
自分で自分の感情がわかりませんから、
ますますコントロールすることが難しくなってくるのです。

 

イライラをなくすには行動!の罠

イライラのコントロール法について調べると、

「目的を明確にして行動していればイライラもいずれ収まる」

みたいなことがよく書いてありますが、

私はこれ結構危険だと思っています。

 
たとえば自分より優れた人をみてイライラしたとき、

「イライラしてる暇あったら努力しろよ!」

と自分に活を入れることができる人がいます。

●参考記事
苦しい劣等感の解消法!上には上がいるんだなあ

 
行動すること自体はいいのですが、
イライラした自分に気付いた後
もうひとつ段階を踏むべきです。

 
それは、

何のために自分はイライラしているのか

考えることです。

 
相手のことが羨ましいからなのか、
お腹が空いているのか、
イライラする環境に身を置いているからなのか。

 
そうやって自分のイライラをなくすのではなく、
あるものとして受け入れてから行動しないと
イライラを殺すことと同じ意味になってしまいます。

 

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他責思考じゃコントロールできない

ここで気をつけてほしいのは、
自分がイライラしていることを誰かのせいにしないことです。

イライラしてるのは紛れもなく自分自身です。

 
どんなに上司が理不尽に怒ってきたとしても、
その上司がいる職場に身を置いているのは自分の選択ですし、

タメ口を聞いてくるお客さんに私はイライラしても同僚はイライラしないかもしれません。

 
「イライラさせてくる相手が悪い!」

と思っている以上、
他人はコントロールできませんからイライラもコントロールできなくなります。

 
”自分が”イライラしていると気づけて初めて
イライラのコントロール法が有効になります。

 

イライラのコントロールトレーニング

では具体的にどうやってイライラをコントロールすればよいのでしょうか。

私の実例も交えながらお話したいと思います。

 

イライラに気づく

誰かにイライラしているときって、
その人のことで頭がいっぱいで
自分がどんな気持ちでいるかまで目を向けられなくなります。

 
それはもう鬼のような形相をしていることでしょうし
他にやるべきことが手につかなくもなります。

 
「なんであの人はどうのこうの」

と頭の中でつぶやいていることと思いますが、
ひとつキーフレーズを覚えてほしいです。

「あーいらいらする」

この言葉が出た時に相手のことではなく、
イライラしている自分を見てあげてほしいのです。

 
「私は!イライラしている!」
「怒っている!!」

という自分に対して

「ねー、いらいらしちゃうわよねー」

と無条件に肯定する声をかけてあげるんです。

 
そんなことをしているうちに
興奮してドキドキしていた心臓は落ち着きを取り戻すことができます。

 

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イライラの背景を考える

自分がイライラしていることに気づけたら、

・自分が何のためにイライラしているのか
・相手は何のためにこちらがイライラする言動をしてくるのか

を考えます。

 
たとえば私は人の相談ごとに乗っているとき、
どうするべきか聞く割に全く動こうとしない人を見るとイライラすることがありました。
(アドバイザーとして致命的、笑)

 
そのとき私が何のためにイライラしたかといえば、
相手のことを変えようと思っていたから
なんですね。

 
他人を変えるだなんてあまりにも不毛です。

そう思うとイライラにも諦めがついて、
相手にアドバイスをすることよりも
話に共感して相手が相手なりの答えを導くのがベストだと気づけます。

 
他にもアルバイト中「交換して!はやく!」とものすごい剣幕で迫ってくる人がいるといつもイライラしますが、

「こいつ腹減ってんのかな」
でだいぶイライラは収まります。

 
他人のイライラに自分もイライラしてしまう場合、
他人がなんでイライラしてるかなんて実は誰にもわかりません。

 
商品や接客態度が気に入らなかったとしても、
他の日なら同じ理由でも穏やかに来店していたかもしれません。

 
イライラする理由ってひとつとは限らないんですよ。

だから勝手に自分でイライラしても疲れるだけ。

 
相手が何のためにイライラしてるかは妄想し放題!
理由づけが自由です。

 
私的に一番のおすすめは
「こいつ腹減ってんのかな」
と思うことです。

 

イライラを聞いてもらう

自分が何のためにイライラしているのか理解したうえであれば
誰かに愚痴ることも有効です。

自分の中で

なんで?
どうしたらいい?

の答えが出ていることですから、

相手には

「愚痴を聞いてほしい、共感してくれ」

とお願いすればいいのです。

 
誰かに共感してもらうことって、
究極の癒しだと思っています。

●参考記事
本音が人を傷つける可能性をわかる人は傷つける言い方などしないよ

 
だれかにイライラを肯定してもらうことで、
自分がどうしたいかに確信を持つことができます。

 
とはいえ愚痴は一切拒否、
愚痴を聞ける精神状態じゃないという人もいますから、

「これからお話するのは相談ではなく愚痴です」

と伝えることを忘れてはいけません。

 

そればかり考えない

何のためにイライラしているのか、
どう行動したらいいのかを理解した後でも、

ふとした瞬間にそのときのことを思い出してイライラすることがあります。

 
思い出すたびにイライラするのですから、
溜まっては増幅されていきます。

 
イライラするほど他責思考が強まりますから、
解決したはずのことを忘れて
「あいつのせいで俺は…!」
と負のループに突入します。

 
そうならないためにも、
解決した事柄は必要以上に考えないことがポイントです。

 
イライラって不安や寂しさに共通する部分があって、
そのぶり返しによって苦しむ原因は暇です。

●参考記事
彼女が構ってくれないから寂しいんじゃなくてあーたが暇なのよ

暇だから過去のことを引っ張り出しては感情に揺さぶられてしまうのです。

 
解決していない感情を行動で逃すのは危険ですが、
解決済みであれば解決した過程を思い出して、
なにか他のことしないとイライラする時間がもったいないですよ。

 

まとめ

ない話ではないのが、
全然解決していないのに解決したと思って行動で逃げようとすることで、

そうすると押し殺したい感情ばかり積もって体に異変が現れたりします。

 
他責思考がよくないからといって、
人を許さなければいけないわけではありません。

浮気する人を選んだのは自分だけど、
浮気してこちらを傷つけたのは相手です。

人を許すこととイライラを解消することは別の話だということは
またいずれお話したいと思います。



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