執着が引き起こす恋愛への悪影響。執着の正体って？
今から執着による悪影響と依存から抜け出す方法をお話しますが、
どれだけ私が言ったって
あなたが心からお相手への反省をしない限り、
依存から離れることはできないと思います。
欲求と同じくらい人を動かすのは罪悪感です。
あなたがこれまで依存してきた人たちに
心から反省し自分の言動を後悔できますか？
私も依存をやめたいと思って散々コラムを読み漁った時期がありましたが、
今思えばその内容が心に刺さったことはなく
それは依存をやめたい理由が
「依存をやめたら誰かが私を愛してくれる」
というものだったから。
この記事を読んで、
その心持ちではいけないんだということを理解していただければと思います。
目次
執着の正体
執着は人をお馬鹿にします。
依存や執着という現象は、
何かが手に入らなかったことで
「欲しい欲しい欲しい欲しい！！！」
と駄々をこねている状態です。
これは日常の些細なことでも例を挙げることができます。
たとえば昨今の新型コロナウイルスの影響で、
トイレットペーパーやら納豆やらがデマのせいで
売り場からなくなたりしていますが、
この現象こそまさに執着です。
ニュースで散々
「在庫はたくさんあります！
デマに騙されないで！」
と言われていても、
いざスーパーに行って在庫があったら買い置きしたくなってしまう。
うちにはまだ何ロールかあるけど…
他じゃ手に入らないかもだし一応…
そしてトイレットペーパー騒動から1，2か月経ちましたがいかがでしょう？
私のアルバイト先のスーパーはトイレットペーパーの在庫の山です。
みんな家に山ほど買い控えているから今は買う必要がないのでしょう。
手に入らないことによる執着
これを恋愛で例えるならば、
告白したけど付き合ってもらえない、
でも関係は続いている、セフレ状態
→付き合えない！！
であったり、
デートで全額奢っているのに、
相手からこちらに電話をくれたことがない、
なにもかもこちら発信
→愛情が感じられない！
このように欲しいものがどれだけがんばっても手に入らないので、
相手に執着してしまうのですね。
怒りとドーパミンについて少し語ったことがありますが、
依存についてもこのドーパミンは深く関わっていて、
最初のほうに優しくされたとか、
そういう経験が欲求を駆り立てるんですよね。
そして稀に手に入る優しさによってドーパミンどばどばになって
さらに欲しくなってしまうという悪循環です。
してあげられなかったことによる執着
相手に何かをしてあげられなかったことによって執着が起こることもあります。
「自分が我慢さえしていれば、
別れずに済んだかもしれない」
「ちゃんと思ったことを伝えていれば
ここまでこじれずに済んだかもしれない」
”手に入らないことによる執着”
と真逆なようで実はほとんど同じものです。
「～さえしていれば
～が手に入ったかもしれない」
つまりほしいものが手に入らなかったので、
自分が何かをすることで
相手からの見返りがあることに期待しているのです。
今の不幸はすべて自分の行動の結果
「セックスしてあげてるのに！」
「奢ってあげてるのに！」
なんていくら嘆こうが
相手からすれば
「嫌ならやめりゃいいじゃん」
な案件でありまして、
見返りがないことで相手を責めるのは大きな間違いです。
あなたの行動が相手にとってメリットだと思ってしていたとしても、
それのお返しをするかしないかは相手が決めることであって、
好きでやってることに見返りを求めていることの方がよっぽどおかしな話なんですよ。
つまり”してあげられなかったことによる執着”を引き起こしても、
「～してあげていれば、
こんな見返りがあったかもしれない」
などという反省の仕方は
どちゃくそ間違っていて
逆立ちして校庭一周しながら考え直してほしいレベルです。
そのことにさえ気づけずに
「どうしたら自分は幸せになれたのか…」
と相手の幸せなど一切考えずに
間違った方向性で努力し続けてしまうのが
執着の恐ろしさなんですよ。
見返りを求めていることと同じように思うかもしれませんが、
相手から愛されたいなら
こちらから相手を愛さないと愛してくれるわけがないんですよ。
でもその捧げるべき愛情というのは
見返りを求めない無償の愛でなければ
相手にまで影響を及ぼすことはないのです。
欲しくないものまで欲しくなってしまう
割引されていて他の人に取られたくなくてつい買ってしまったお惣菜とか、
残りひとつしか売り場にないスイーツとか、
執着をするということは
それほど欲しくないものまで欲しくなってしまうんですね。
現に家に帰って買ったものを整理しているときに、
「これそんなに食べたいわけじゃなかったな…」
などと思うことあるでしょう？
恋愛においても
その人への執着を手放したとき、
「なんであいつのことあんなに追いかけてたんだろう」
と思うものなんですよ。
元カレ元カノを思い出してそう思いませんか？
それってつまりその人のことを
それほど好きではなかった
という証拠なんですね。
その人の何が好きだったのか、
はっきりと思い出せますか？
相手の本質を見抜け
欲しくないのに買ったお惣菜、スイーツがお金の無駄だったとしたら、
好きでもない人を追いかけてしまうのは
時間の無駄、人生の無駄なんですよ。
好きでもない人に執着している人って
「最初は優しかったから」
「雰囲気が好き」
「好きに理由なんてなくない？」
「ぶっちゃけ顔だけ」
って言うんですよ。
上っ面だけ見て好きだと思い込んでいるだけなんですよね。
でも実際には
目をつむりたくても視界に入ってくる相手の本質が
どうにも自分には合わなくて苦しんでいるんでしょう？
最初から洗いざらい自分の本性見せられる人なんてほとんどいなくて、
最初のころなんて猫かぶってて当たり前なんすよ。
優しいとあなたが思ったその”行動”が
継続されない限りそれは上っ面でしかないんです。
見た目や声などの雰囲気で相手のことを好きになるのは勝手ですが、
それで相手のすべてを許すことができないなら
きちんと相手の本質を見てから好きだと言いましょう。
その本質は言葉ではなく行動に現れます。
言葉ではいくらでも猫かぶれるんで。
執着を手放す方法
じゃあその依存のドーパミンどばどばサイクルから抜け出すには、
執着を手放すにはどうしたらいいかというと、
もうこのブログでは何回行ったか覚えてないほどですが
寂しさを紛らわせることができる趣味を作れ
恋愛や恋人以外の没頭できる対象を作るんです。
なくてもやる。
じゃなきゃ変わらん。
要は相手に執着しすぎて
結局自分のことしか考えていないしょーもない時間を1秒でも減らせればなんだっていいんですよ。
欲求ってあって当たり前のものだけど、
ありすぎて苦しくなってるってことは
毒でしかないんですよ。
それを解毒するには、
欲しがる自分を忘れてしまうほど
他のことに没頭するのが最初にするべきことです。
まとめ
「なぜ愛されないのか？」
↓
「愛していないから」
あなたが欲しいものを与えりゃいいってもんじゃない。
相手が本当に欲しいものを与えなければ意味がありません。
人が欲しがる共通の愛情と言うのは、
見返りを求めない、無償の愛なのです。
恋愛に頭を抱えるメンヘラ共～！！
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