2020.08.10

• LINEの悩み
• メンヘラ女
• 依存
• 恋人
• 束縛
• 脱・メンヘラ

好きな人に依存する人がやりがちな「必死感を隠す」について

私のカウンセリングを受けていただく方の中で最も多いご相談が、

依存

についてです。

 

「LINEの返信がないと不安でしかたない」
「毎日落ち込んでしまう」
「必死になってしまう」

 
頭では彼氏（彼女）の負担になってしまうからよくないとわかっていても、

ある感情をないものにするなんて不可能です。

 
ですから

そのネガティブな感情に囚われてしまわないようにしましょう

というのが私がみなさんにお伝えしてきたことでした。

「依存」と「好き」の違い！本当に相手を愛するために

 
 

不安を相手のせいにしているうちは不幸なままよ

誰かに依存している状態というのは、

自分の感情を処理する方法がわからなくて、
他人にどうにかしてもらおうとしている状態です。

 
ちょっと寂しくなったり、
彼の些細な言動が気になってしまうことは誰しもあることで、

その感情を消化できる人は、
メンヘラにはならないわけですよ。

 
依存してしまう人は消化どころか
考えて考えて不安を増幅させているようなものなので

その考える時間さえどうにかしてしまえば案外どうにかなるものです。

 
そ！れ！を！

恋人のせいにしている人がまあなんと多いこと。

 

「返信を寄こさない彼女が悪い」
 
「こっちはこんなに我慢してるのに
お願いのひとつも聞いちゃくれない」

 
こう言う人見ると昔の私を思い出すんです。
そしてこう言いたくなる。

アンタなんのために我慢してるん？？？

って。

 
相手に負担をかけないためって言いながら
負担を強いているのはどこのどいつだよ～。

 
本当に彼女のためを思ってネガティブな感情を我慢しているのだとしたら、
それを彼女のせいになんてできないでしょう。

 
結局自分がよく見られたいだけじゃん。

 
彼女を幸せにするために我慢してるんじゃなくて、

”理想通りに”
”都合よく”

恋愛するために

”勝手に”我慢してるだけじゃん。

 
それを相手のせいにするのはお門違いにもほどがある～。

理想の相手は自分で探せ～。

 
その自分勝手な考え方があるから、
相手に理想通りになってもらおうと必死になって依存するわけで、

その考え方が根底から覆るような出来事がないと、
人間の習慣はそう簡単には変わらなかったりもするわけです。

 
 

必死感は隠せない

恋人に依存している人のなかで、
特に自分の思い通り、理想の恋愛をしようとする人、
見栄を張りたい人は、

必死感を隠そう隠そうと奮闘します。

 
必死な自分をダサいと思うし、
それを見せたら嫌われると思っています。

 
でも先ほども言いましたように、
既にある感情をないものにはできないんですよ。

 
それ、隠してるつもりで全然隠しきれてないヨ。

っちゅうことです。

 
なにも必死さは「さびしいよおおお」っていう音や文字にだけ乗るわけじゃないし、

変に明るい俺通信とか、
用もないのに繰り出される毎日の「おはよう」とか、
会話を終わらせる気ない感じとか、
返信の頻度とか、

隠してるつもりでしょうが全然隠せてないし、

隠せば隠すほど胡散臭い言葉になるんですよ。

 
それを見抜く人見抜けない人いますけど、
必ず違和感は伝わります。

 
その「なにか隠し事をされている」という違和感がある人に

自分の本音を明かせるわけがありませんから、

必ず今後大きな問題に繋がります。

女は本音を言わないんじゃなく言えないんだよ

 
むしろなんの悪びれもなく

「え！！嫉妬してなにが悪いの！？
必死になって何が悪いの！？！？」

みたいな態度でいられる人は、
最初からそれを許容してくれる相手を選ぶことができるので、
関係性としては成立するわけです。

 
じゃあどうしたらいいんだよと。

自分には嫉妬心もそれへの罪悪感もある。

 
不安とか寂しさそのままに

「さびしいんですけどおお！？どうなってんすかあ！？」

と伝えたら彼女の負担になるのは間違いありません。

 
要は言い方の問題です。

 

「こういうことがあって（もしくは理由なく）さびしい気持ちになってるけど、
束縛する自分を嫌だなって思うから、
どうにかしたいと思ってる」

 
こういった伝え方ならば、
現状と今後どうしたいと思っているかがはっきりと伝わります。

もちろん彼女に変わることを求めずに。

ネガティブな感情が生まれるのは
彼女のせいではなく自分のせいですからね。

 
このように伝えれば彼女も自分の気持ちを明らかにしてくれるでしょう。

「私は何も嫌じゃないよ！そのままでいいよ！」

と言ってくれる人もいるかもしれませんし、

「そっか、応援してるね！」

と言ってくれる人もいるかもしれません。

 
なんにせよ恋人という関係は2人で成り立つもの。

お互いの考えを理解し合うことが大切であって、

そのためには自分の意見を押し付けて無理に理解してもらうのではなく、
”上手に伝える”ということが重要になってくるわけです。

 
上手に伝えられれば

相手はこちらの気持ちを理解することができ、
相手の今の気持ちも引き出すことができますから、

お互いを正しく知ることができるんですね。