2019.12.132020.05.30

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彼女を好きかわからなくなったときのチェックポイント

前回は「好きかわからない」と言われたときの対処法をお伝えしました。
●参考記事
好きかわからないと言われたとき彼女の気持ちは既に冷めている件

「このまま彼女と一緒にいていいのだろうか」
「別れても後悔しそうな気がするし」
「嫌いなわけじゃないんだけど…」

彼女のことを好きなのか、
自分の気持ちもわからなくなってしまうことってありますよね。

今回はそんなあなたへ、
気持ちの整理をつける方法をお伝えします。

 

恋愛と互いのメリットについて

そもそも恋愛ってなんだっけというお話から始めたいと思います。
私の思う恋と愛の定義についてはこちらにまとめてました。
●参考記事
恋とは？愛とは？その違いって？

恋は性欲＋尊敬
愛は思いやりの気持ち。

おそらく彼女のことを好きかわからなくなってしまった皆さんは、
性欲と尊敬、
どちらかに偏りが出ているからなのではないかなと思います。

では”付き合う”って何なんでしょう。

好き同士そばにいること？
ただの口約束？

それ自体に答えはないと思っています。
恋人それぞれにルールや習慣があって2人の関係が成り立っていると思います。

しかしこれは恋愛に限らず人間関係全般において、
お互いにメリットのない関係は
関係として成り立っていないのではないかと思うのです。

というかそんな関係必要？

相手にだけメリットがあってもこちらにだけメリットがあっても、
それってどちらかが必ず無理をしているということになります。

じゃあメリットって何なのかというと、
気づきや学び。

「彼女のこういう考え方は自分も参考にしたい」
「自分の魅力ってこういう部分もあったのか」

自分一人では思い付きやしなかった気づきや学びを教えてくれるのが他人です。

その気づきや学びがない人間関係を続けている限り、
新しい学びを得るどころか
新しい学びを授けてくれる相手とも出会えないんですよね。

ですからまずあなたがチェックしなければいけないのは、
現在進行形で彼女と一緒にいて得た気づき学びはありますか？
ということです。

いま、そういった気づきや学びがない状態でお付き合いを続けても、
こちらのメリットになることはないのですよ。

それ疲れません？
自分の時間が超もったいないと思います。
だったら私は成長できる人と成長しあうべきだと思うんですよ。

そういった人と出会うためにも、
メリットのない相手とは距離を置くべきだと思っています。

これから彼女との今後を考えるにあたり、
メリット＝気づきや学び
を意識しながら読み進めてみてください。

 

好きかわからなくなる心理

ではそもそもそのメリットを感じられなくなってしまう理由はなんなのでしょうか。
きっとあなたの頭の中は混乱の一途をたどっていることと思います。
どうしてそんなにも悩むことになってしまったのか考えてみましょう。

嫌な部分が見えてきた

お付き合いが数か月と長くなれば彼女の本音を知ることになります。
それを
「嫌なところが”増えてきた”」
として相手のせいにするのはちょっと違うんじゃないかなと思っています。
自分の見る目を疑ったほうが建設的。

しかし、年単位で長くお付き合いをしている場合、
こちらが成長するもしくは彼女が落ちぶれる、
逆に彼女が成長したり自分が落ちぶれることで
嫌な部分が増えるということは大いにあり得ます。

人間力に差がある状態では
居心地のいい関係にはなれないんですよ。

そして厳しい言い方ですが
どちらかが上になるわけですから、
・会話が子供っぽい
・人間性に問題があるのでは？
・一緒にいても楽しくない
など
双方にメリットがある状態とは言えなくなってしまうんですよね。

それでは最初にお話したように、
それってそもそも人間関係として成り立っているの？ということになります。

ドキドキが減る

信頼関係がしっかりと構築できたとき、
寂しさは減っていくものです。

「ちょっとくらい会えない期間が続いても大丈夫」
などと思えることですね。

付き合いたての信頼関係がまだ築けていない状態では、
不安や寂しさ、
はたまた次会うときの妄想なんかしちゃってときめきしまくりだと思います。

でもその「大丈夫」って安心感ですよね。

ドキドキが減ったとて
彼女の魅力やこちらが感じられるメリットに変化はあるのでしょうか？

そうでなければ安心してください、好いてますよ！！（？）
●参考記事
人を信頼できないのは期待しているからじゃないか？信頼関係の築き方

情しか残っていない

情だけでお付き合いを続けるってどういうことかというと、
もうメリットがないというのに

「好きで付き合ったんだし」
「こんなに彼女のためにがんばったんだし」
「こんなにお金かけたし」
「こんなに時間割いたし」
「だからまだ自分は彼女のことを好きなはず」
「彼女は変わってくれるはず」
「いや、自分なら変えられるはず」
「新しい出会いなんてないと思う」
「彼女しかいない」

などといった盛大な思い込みです。
●参考記事
【依存】彼女を愛していますか？【執着】

これって愛情でもなんでもなくて
ただの執着です。

この言い訳の全てが過去と未来しか見ていませんよね。
でもどうがんばったって今しか生きられないんですよ。

過去の自分がどれだけ彼女から気づきや学びを得ていても、
今この瞬間得られる学びがないのなら意味がありません。

そしてその彼女が今後、自分に気づきや学びを与えてくれる存在に変化するのか、
彼女の他に素敵な女性が現れるのか、
そんなことは誰にもわからんのですよ。

一つ言えることは、他人に変わってもらおうとしたところで自分の意志をコントロールできるのは自分だけですから、
がんばるだけ無駄だということです。
●参考記事
【振り向いてほしい】他人をコントロールすることは不可能です。【別れたくない】

 

好きかわからなくなったときの対処法

もう少し具体的に
好きかわからなくなったときのチェックポイントと、
別れをおすすめするケースをお伝えしたいと思います。

好き？嫌い？チェックポイント

自分のメリットを実感するために、
”今の”彼女から得た気づきや学び、
好きな部分と嫌だと思う部分、
この３つを
紙やスマホのメモ帳に思いつく限り書き出してみてほしいのです。

＜気づき、学び＞
・人の意見を否定しない姿勢
・なんとかなる精神
＜好きな部分＞
・いつも笑顔
・礼儀正しい
＜嫌な部分＞
・会話が合わない
・愚痴ばかり
・人のせいばかりにする

もしかすると嫌な部分ばかり挙げられる人もいるかもしれませんが、
大切なのはどちらが多いかではありません。

別れを視野に入れるべきケースとは

彼女を好きかわからなくなってしまったとき、
私が別れをお勧めするケースと言うのが

１．今の彼女から得られる気づきや学びがないとき
２．これまでの彼女の教えを彼女自身が破っているとき
３．「一緒にいて疲れる」「ひとりでいるほうが楽しい」と感じるとき
４．挙げた良い部分で嫌な部分を許容しきれないとき
５．嫌な部分もある彼女を幸せにしたいと思わないとき

以上の5つになります。

１．今の彼女から得られる気づきや学びがないとき

前述したように、
気づきや学びがない人間関係では
自分が成長できません。

そういった関係や会話のことを人は「つまらない」と感じるんですよ。

つまらない関係があり続ける限り、
あなたに新たな気づきや学びは舞い込むことはないんですよ。

２．これまでの彼女の教えを彼女自身が破っているとき

たとえば彼女が過去に
「愚痴ばかりの人は嫌だよね」
と発言していて、
実際に彼女は愚痴をほとんどこぼさない人だった。

だからこそ尊敬していたのに
今では愚痴しか言わない。

それは彼女が落ちぶれた証拠です。

自分とレベルが違ってしまった人とは
会話のレベルまで変わってしまう。

とても居心地がいいとは感じないのではないでしょうか。

３．「一緒にいて疲れる」「ひとりでいるほうが楽しい」と感じるとき

居心地がよくない、
疲れるということは
あなたが無理をしているということです。

それは彼女とお付き合いを続ける限り無理し続けますし、
疲れる相手を彼女どころか友達とも呼べないと思います。

これは私のモットーなのですが
「可哀想なのは距離を置かれる相手ではなく、無理し続ける自分」。
●参考記事
【別れは】関係性に縛られるからややこしい【罪じゃない】

先にお伝えしたように、
必要のない縁を切らない限り
自分が成長できる縁が入るスキがなくなってしまうんですよ。

自分の時間は人生です。
それを無理することに費やすのですか？

４．挙げた良い部分で嫌な部分を許容しきれないとき

「嫌な部分があっても彼女にはいい部分があるからそんなに苦じゃない」
「嫌なことは嫌と言えば向き合ってくれる」

と感じるかどうかです。

これらは我慢ではなく許容で、
私は恋愛は許容で成り立つとも思っています。

「ま、大丈夫っしょ」くらいに思えるかどうかということです。

そうでなければそれは我慢ということになりますから、
３と同様に、付き合いを続ける限り続くものだと思わなくてはなりません。

５．嫌な部分もある彼女を幸せにしたいと思わないとき

これは
今の彼女を”愛したい”と思いますか？
ということです。

ときに人は愛してくれる人を選ぶことがありますが、
そうやって自己中精神でいる限り相手にも自分にも無理が来るんですよ。

もしかすると嫌な部分で挙げた中に
「愛してくれない感じがする」
と書いた人もいるかもしれません。

うん、愛さなきゃ愛してくれるわけないやん。

その愛情が彼女の求めるものでなければ意味ないですし、
そもそも返してもらうために与えてちゃ返ってこないんですよ。

ですから最初の段階で
愛したいと思う人を選ばなければいけないんですね。
それを見直すべき時が今なのではないでしょうか。

「愛してほしい」
「構ってくれない」
などといったものは彼女があなたの意見にしっかりと向き合ってくれているのなら、
彼女の悪い部分ではありませんから線を引きましょう。
●参考記事
彼女が構ってくれないから寂しいんじゃなくてあーたが暇なのよ

逆に向き合ってくれていないのなら、
嫌な部分として挙げられるのは
「向き合ってくれない」
です。

ちなみに”向き合う”って
こちらの要望を叶えてくれることではありませんからね。

その上で今一度メモを見直して、
彼女を愛したいと思うのか。

そう思えないのであれば、
関係性を見直すべきではないでしょうか。

 

まとめ

いかがでしたか。

我慢を承知で彼女とお付き合いを続けたいのなら
私にはそれを止めることはできません。

しかし、無理をしてまで彼女に使って何も学びを得ない時間を
自分のために使うだけで成長につながるんですよ。

厳しいようですが自分が無理や我慢をしざるを得ない状況になったのは
言いたいことを言わなかった自分の責任とも言えます。

いかに自分が幸せになれる道を作れるかは自分の行動次第です。
それに気づいた今この瞬間から行動を変えていきましょうね。